こんにちは。恋愛コンサルタントの菊乃です。


 世の中には、気になる男性とのLINEで相手の気持ちを悪い方に解釈しこじらせる女性がとても多いです。



※写真はイメージです(以下、同)



◆婚活歴4年、数十人と会っても結婚できないこじらせ女性
 数年前に相談にやってきた香さん(仮名・35歳)もそのような女性の一人でした。婚活4年目の彼女は大人しそうな印象でしたが、決して地味ではなく、華やかな服もよく似合う方です。


 大学は共学でしたがコンパに参加したことはなく、彼氏がいたことはあるものの、恋愛下手の自覚があったそうです。周りの友人も、男性の目線を気にしたり恋バナが好きなタイプはおらず、そのような女性は自分とは別人種だと思っていたそうです。


 マッチングアプリや婚活イベントに参加した後に結婚相談所に入る女性が多い中、香さんは30歳になると同時に、手軽な婚活方法を試すことなく相談所に入りました。


 現在の相談所は2社目で、会った男性の数は分かる範囲で数十人以上。初めは1日に2人とお見合いすることもあったそうですが、モチベーションが落ち、今では申し込みがあったら応じる程度。現在も何度か会っている男性は数人いるそうですが、彼らともどうなるか分からないということでした。


◆「楽しかった」はお世辞、「忙しい」は拒絶と受け取る
 婚活をしていても、「いい男がいない」「条件と違う」と言って会うことまで至らない女性は多いです。一方で、香さんはコンスタントにお申込みは入り、会うところまではいくのです。


 また、一度会っても2回目のデートまで実現しないという方も多い中、香さんは2回目のデートに誘われることも少なくない印象を持ちました。高望みしすぎているわけでもないのでしょう。


 なぜ上手く行かないのか。そこで、相手とのメッセージのやり取りを見せてもらいました。



 相手の男性の多くは香さんに「今日はありがとうございました。楽しかったです」といった、ありきたりなメッセージを送っていました。


「こういう場合、たとえ楽しくなくても『楽しかった』と送りますよね」と香さんは卑屈なことを言います。もちろん社交辞令の方もいるかもしないけれども、実際に楽しかった人もいたことでしょう。


 しかし、香さんはすべてを社交辞令と感じたようです。それだけではなく、相手の男性が「今週は忙しくて」と書いてあれば「私と会いたくないんだな」と深読みし、メールが朝の7時前後にしか送られてこない男性がいれば「優先順位が低いのかな。朝にしか連絡が取れないほど忙しい人と結婚してやっていけるのかな」と勘繰り、交際解消したこともあるそうです。


 確かに、よく知らない相手に「忙しい」というのは印象はよくはないけれど、しっかり連絡はきました。会って話してみれば、どの程度忙しいのかや、繁忙期がいつなのかなど、相手のことも分かったかもしれません。しかし、こじらせた香さんは相手と話し合わずに、勝手に深読みして自己完結していました。


 男性が会いたくない女性に「忙しい」と伝えることはよくあります。しかし、香さんがその男性と出会ったのは、システマチック会いたい・会いたくないが意思表示できる結婚相談所なのですから、はぐらかす必要はないのです。


◆「バレンタインチョコは要らない」と男性が送った理由
 香さんから後日、デートしている男性からまた断られたという長文メールがありました。


 詳しく事情を聞くと、LINEバレンタインデーが近いという話題になったそうです。「もうすぐバレンタインデーだね。甘い物すきですか?」と香さんが送ったところ、相手の男性から「うん。でも別にチョコとか要らないからね」と送られてきたとのこと。そのLINEを見た香さんは、バレンタインまで関係を続ける気はないと受け取ったのです。



「その理由は何ですか?教えていただけないでしょうか?と送ってみましょうよ。何か事情があるかもしれませんよ」と私は伝えました。


 香さんが男性に質問したところ


ごめんなさい。香さんは気が利いて、お見合いの日も手土産を持ってきてくれたけど、僕は気が利くお返しとか用意するのが苦手なので、チョコをもらうことが負担なんです」


と男性から連絡がありました。相手は香さんを拒絶していたわけではなかったのです。


◆深読みして察する拗らせ女子は多い
 その後、香さんは相手と話し合いをする努力を続けて、とある男性からプロポーズをされて相談所を退会されました。結婚に至った相手男性は、相談に来た時に「もう脈ナシだ」と思っていた男性の一人だそうです。


 香さんのような深読みをする、こじらせ女子は多いのです。人間はテレパシーで交信しません。ちゃんと言葉で伝えて話し合ってみましょうね。


<取材・文/菊乃>


【菊乃】恋愛・婚活コンサルタントコラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。