動画撮影(smolaw11/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

猛威をふるい続け、世界中の人々を震撼させている新型コロナウイルス。そんな中とんでもないイタズラを思いついた若者らが最低な動画を撮影し公開した。それが警察も動く大騒動に発展し、本人らが謝罪発表に踏み切り許しを請う事態になっている。

■スーパーでの動画撮影

その動画は、シンガポールにある人気のスーパーマーケットに、若者らが出没。店内にあるジュース売り場に行くなり飲み物を選び、うちひとりが商品のふたを開けていきなり飲み始めた。

様子を撮影していた仲間に「味はどうだ」と問われる中で、ジュースを飲んだ若者は、容器のふたを閉めて飲みかけの商品を再び棚に。動画に「コロナウイルスのばらまき方」の意味の文字を添え、SNSで公開した。

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■一気に拡散した動画

この動画はインスタグラムツイッターといったSNSを介し一気に拡散。コロナウイルスに怯える多くの人々が「あまりにも悪趣味ではないか」「逮捕してほしい」と声を上げ、いたずら行為の現場となったスーパーマーケットも大変な迷惑をこうむった。

これを重く見た現地警察はさっそく捜査を開始し、2月10日には「ぜひ動画に関する情報の提供を」と広く呼び掛けた。

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■批判を受け緊急謝罪も

痛烈に批判された動画撮影者らは騒動勃発後にようやく事の重大さに気づき、その後に謝罪。

「多くの人が僕たちの刑務所行きを願っていることは承知していますが、どうかもう一度チャンスをください」「ふざけてあのような行動に出ましたが、見た人が面白いと思わなかったことはよく理解しています」といった内容だった。

しかし、人々の怒りを鎮めるのに十分な謝罪とは見なされていないようだ。

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■店側の声明

スーパー側も動画拡散による影響を危惧し大変戸惑っており、公式Facebookアカウントで声明を発表。

その中で「ジュースは動画撮影後に本人らが棚から回収し、支払いも済ませたと理解しています」とし、当局の捜査に協力していくこと、また、必要な措置を講じる構えであることもあわせて公表している。

さらに「問題の動画は拡散しないでください」とも訴えかけ、人々の不安感をあおらないよう協力を仰いだ。新型コロナウイルスの感染が拡大し、死者も出ている今、若者たちはあまりにも軽率で愚かな行動に出てしまった。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

「これがコロナウイルスのばらまき方」 超悪質な動画に批判噴出