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CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は、季節性インフルエンザの症状が新型コロナウイルスによる肺炎と酷似していることから、新型コロナウイルスへの感染を見落としている可能性を心配しています。

そこで、CDCはすでに季節性インフルエンザの検査を行っているロサンゼルスサンフランシスコシアトルシカゴニューヨークの5都市の公衆衛生研究所でコロナウイルスの検査を実施することを決定し発表しました(Voice of AmericaCNBC)。検査対象はインフルエンザウイルスの検査結果が陰性だった人が対象。その後、検査実施できる都市は全米に拡大されます。

CDCによると、季節性インフルエンザコロナウイルスの両方が呼吸器疾患、発熱、咳を引き起こします。

インフルエンザの症状には、喉の痛み、筋肉痛、鼻水、疲労などがあり、これはコロナウイルスでは少ないとされています。

また、コロナウイルス では発熱、咳、息切れが最も一般的で、インフルエンザのような喉の痛みや鼻水に苦しむことは少ないと言われています。

ただ、何十年もの研究結果があるインフルエンザとは違い、コロナウイルスの症状に関する研究はほとんどありません。

アメリカでは2020年2月14日の時点で15人の感染者と発表されていますが、実はもっといるのではと考える人々も数多く存在します。

今後のテスト結果を注視していきたいです。

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アメリカ政府「インフルエンザと思ったら新型コロナ肺炎かもしれない」5都市でテスト検査実施へ!