2月15日、東京競馬場で行われたG3・クイーンカップは、2番人気に支持されたミヤマザクラが快勝。1番人気のルナシオンはスタートでの出遅れが響き10着に敗れた。
クイーンカップ、レース後ジョッキーコメント
1着 ミヤマザクラ
福永祐一騎手
「次の桜花賞に向けて初めてのマイルの距離だったのでその中である程度溜めをきかせてどれくらい脚を使えるかというところを図ってみたかったんですけど、思っていた以上にスタートも出て好位が取れてしまったので、粘りこむかたちの競馬になってしまったので、そこはちょっと不本意な騎乗ではありましたけど、馬が強かったです。純粋に能力が高い馬なので次のG1を見据えてレースはしていたんですけど、今日は馬に負担をかけるかたちになりましたね」
2着 マジックキャッスル
S.フォーリー騎手
「折り合いがつかず中々前に行くチャンスがありませんでした。最後は伸びたけど距離が足りなかった」
3着 セイウンヴィーナス
野中悠太郎騎手
「前回のマイル戦はついて行けなかったが、今回は流れに乗れました。直線で前が開いたらスッと入っていけたし、最後も伸びてくれました。距離延長も問題なさそうです」
武豊「いい感じでレースが出来た」
5着 シャンドフルール
武豊騎手
「凄くいい感じでレースが出来ましたが伸びそうで伸びなかった」
6着 ホウオウピースフル
田辺裕信騎手
「マイルは初めてでステッキを入れたのも初めてでした。ここ2戦はスローだったように流れが違いました。勝ち馬を意識しながら早めにゴーサインを出したのですが余裕がなくなりました」
10着 ルナシオン
C.ルメール騎手
「ゲートの中でチャカチャカしてしまい、出遅れてしまいました。3コーナーまでかかってしまい最後は疲れてしまいました。競馬も2回目で経験も少なく、休み明けでエキサイトしました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
15日、東京競馬場で行われた11R・クイーンカップ(G3・3歳オープン・牝・芝1600m)で2番人気、福永祐一騎乗、ミヤマザクラ(牝3・栗東・藤原英昭)が快勝した。クビ差の2着にマジックキャッスル(牝3・美浦・国枝栄)、3着にセイウンヴィーナス(牝3・美浦・本間忍)が入った。勝ちタイムは1:34.0(良)。
1番人気でC.ルメール騎乗、ルナシオン(牝3・美浦・藤沢和雄)は、10着敗退。
全兄にマウントロブソン
2番人気に支持されたミヤマザクラが嬉しい重賞初制覇を飾った。レースではインザムービーが大逃げでペースを引っ張る展開に。ミヤマザクラはスタート良く2番手の位置で流れに乗るも事実上の逃げのような格好となった。長い直線で早めに抜け出して粘り込む競馬となり、後続の追撃をかわして見事に押し切った。
ミヤマザクラ 4戦2勝
(牝3・栗東・藤原英昭)
父:ディープインパクト
母:ミスパスカリ
母父:Mr.Greeley
馬主:金子真人ホールディングス
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 ミヤマザクラ
2着 マジックキャッスル
3着 セイウンヴィーナス
4着 アカノニジュウイチ
5着 シャンドフルール
6着 ホウオウピースフル
7着 チアチアクラシカ
8着 サナチャン
9着 アールクインダム
10着 ルナシオン
11着 アミークス
12着 ヤマニンプレシオサ
13着 メルテッドハニー
14着 インザムービー
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