アーセナルの指揮を執るミケル・アルテタ監督がコメントした。イギリススカイ・スポーツ』が報じた。

アーセナルは16日に行われたプレミアリーグ第26節でニューカッスルと対戦。前半こそ無得点に終わったが、後半になり、攻撃陣が火を噴き、4-0で快勝した。ウィンターブレイク中のドバイキャンプも実を結ぶ形で、ドローに終わった前節のバーンリー戦を払しょくするかのごとく再開初戦から快勝劇を演じてみせたアルテタ監督。ニューカッスル戦をこう振り返っている。

「1周間前、ドバイに行く前にバーンリーと引き分け、全てが遠く感じた。(チャンピオンズリーグ出場権を)手にするにはインクレディブルな巻き返しが必要だとね。今日、少し近づいたように感じるが、我々次第さ。チームとしてもっと良くならないと。90分間を通じて一貫性を保つ必要がある。適応できれば、パフォーマンスがより良い結果に結びついてくる。そうなると、最後の数試合で争いに加わっていけるはずだ」

また、リーグの戦いに派生して、現時点でスポーツ仲裁裁判所(CAS)の判定待ちだが、先日にファイナンシャルフェアプレー(FFP)抵触により、欧州サッカー連盟(UEFA)から来シーズンから2年間の欧州締め出し処分を受けた2位マンチェスター・シティの話題に。元シティアシスタントコーチアルテタ監督はその件について問われると、「ショックだった。それが最初のリアクションだ」と話し始め、次のように続けた。

ペップやクラブとは連絡を取り合っていて、彼らの苦しみを知っているからね。マンチェスター・シティのベストを願っている。ペップだけでなく、スタッフや選手にも敬意と愛情があるからだ。彼らがどれだけ努力しているかもわかっている。この先、ポジティブなことが巡ってくることを願うばかりだ」

そして、シティに対する処分が正式決定すれば、リーグ5位チームに繰り上げでCL出場権が巡ってくる状況についての質問も受けたスペイン指揮官は「何も考えていない」と返答。「私はベストを尽くして、アーセナルの全てを最大限に引き出す必要がある。我々はクラブをできるだけ高みに押し上げられるようトライする」とも述べ、シティの状況に関係なく、自チームとしてCL出場権獲得を狙う姿勢を強調している。

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