アロハ!
今季の冬は暖冬だと思っていたら、立春過ぎてから雪が降ったり…。
急な寒さに体調を崩している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

米国ではインフルエンザが猛威を振るっていますが、それよりなにより心配なのが新型コロナウイルス(2019-nCoV)ですよね。

私の周りでも、マスクや除菌シートが売り切れて手に入らないと話題になっています。

新型コロナウイルスの予防法がわからないため、どう防ぐか悩ましいところです。


ハワイでのコロナウイルスはどのような状況なのでしょうか?
最新情報と合わせて、ハワイ感染症の歴史などもお伝えします。


ハワイの現状


ハワイ_現状

ハワイでは今のところ、新型コロナウイルス感染者は確認されていません。
新型コロナウイルス感染者は確認されていませんが、隔離状況は以下のように。(2月13日現在)


中国から帰国した26名が自宅隔離
武漢から他を経由してハワイ入りしたハワイ在住者1人が真珠湾の隔離施設に収容


ハワイ州副知事(医師でもある)によると、隔離されている人々はいずれも症状は出ておらず、今後発症する可能性はほぼないと推測される、とのこと。

また、米疾病予防センター(CDC)から新型コロナウイルスの検査キットがハワイ州にも配布されています。
そのため、ジョージア州のCDCでの検査結果を待たずしてハワイ州内で検査が可能です。


ハワイから中国本土への直行便は運航休止


ハワイ_直行便

今回の新型コロナウイルスに関して、2月2日に米国政府は非常事態宣言を発令しました。
非常事態宣言には、以下の内容が含まれています。


過去14日以内に中国への渡航歴・滞在歴がある外国人は、米国への入国を一時的に禁止
過去14日以内に中国湖北省へ渡航・滞在した米国市民は、帰国後最大14日間の検疫を強制的に行う
北省以外の中国本土の地域から帰国する米国市民は、特定の空港で健康診断を受ける必要がある


中国から帰国する米国市民については、米国内にある11の空港にて受け入れる体制を整えました。
対象となる空港の一つが、ハワイ州オアフ島のダニエルKイノウエ国際空港です。

また、ハワイ州から中国本土へのダニエルKイノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)への唯一の直行便を全便運航休止しています。

ここまで、ハワイにおける新型コロナウイルスの現状についてご紹介してきました。
続いては、ハワイ感染症の歴史について紹介していきます。


ハワイと中国人


カメハメハ大王

ハワイ王国時代に、サトウキビ・プランテーションの働き手として最初にハワイに入植したのが中国人でした。
そのため、オアフ島にはチャイナ・タウンがあります。

しかし、現在では中国系の比率は少なめ。
中国からハワイに観光にくる人数も多くはないため、中国からの観光客がウイルスを運んでくる確率は低そう、ということです。


古代ハワイにもたらされたもの


ハワイ_古代

ハワイは、その昔西洋の船が初めてやってきて、さまざまなウイルスが運ばれてきたため、たった100年の間にハワイアン人口が4分の1になってしまったという事態がありました(人数については諸説あり)。
人の移動はさまざまな物を運んでしまいますね。

世界中から多くの観光客が訪れるハワイなので、感染症について気になる方も多いですよね。
今後も最新情報をお届けします。
ハワイで新型コロナウイルスの影響は?現地の状況を紹介【随時更新】