すでに夏の移籍市場での選手補強に向けて動き出しているアーセナル。どうやら、クラブOBの力を借りようとしているようだ。

アーセナルが獲得を目指しているとされるのは、ビジャレアルの2選手。ナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼ(20)とスペイン代表DFパウ・トーレス(23)だ。

2人の若き才能を獲得するため、その動向を注視したいアーセナルは、ビジャレアルに所属するスペイン代表MFサンティ・カソルラにコンタクトを取ったとのこと。カソルラがスペインマルカ』のインタビューで明かした。

アーセナルにいる友人から、チュクウェゼとパウについて尋ねられたよ」

「彼らはプレミアリーグに移籍することは可能かと聞いて来たけど、僕はイエスと答えた。明日にでも飛躍できると信じている」

「素晴らしいクラブが若いビジャレアルの選手に関心があるということはとてもいいことだけど、今の時点では、彼らにはビジャレアルに留まって欲しいと思っている」

「彼らはキャリアにおいて重要なステップを踏んでいる段階だ。素晴らしい個性は持っているけど、地に足をつけなければいけないね」

「パウはバルセロナマンチェスター・シティからも関心があることは聞いているけど、ここで選手として成長し続けなければならいし、将来どこに行くことができるかを理解しているよ」

アーセナル以外のクラブも獲得に関心を寄せている2人。キャプテンを務めるパウ・トーレスは昨年10月に2024年までの契約延長をクラブと結んでおり、まだビジャレアルでのキャリアを続ける可能性が高い。一方のチェクウェゼも、2023年6月30日まで契約を残しており、何れにしてもすぐの移籍には高額な移籍金がかかるようだ。

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