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2020年9月よりPARCO劇場などにて上演されることが発表されているPARCO劇場オープニングシリーズゲルニカ』。日本のみならず韓国など国外にも活動の幅を広げる演出家・栗山民也と、数々の賞を受賞し筆力に定評のある劇作家・長田育恵の初顔合わせによる新作である本作のヒロイン上白石萌歌が務めることが発表された。

本作では、栗山がスペイン内戦時のゲルニカ無差別爆撃を描いた画家パブロ・ピカソの「ゲルニカ」と出会って以来20年以上あたためてきた構想をもとに、長田がゲルニカに生きる人々の人間ドラマフォーカスして物語を描き出していく。

今回、栗山演出作品に初登場となる上白石は、上白石が演じるのは、ゲルニカの貴族の家に生まれ、閉ざされた世界にいた少女・サラを演じることに。裕福な少女が、スペイン内戦により目覚め、さまざまな人々とのつながりのなか一人の女性として成長し、そして命の果てるその瞬間まで精いっぱい生きぬく・・・という難役に挑む。

上白石は「役者としての夢の1つであった栗山さんの舞台にこんなにも早く出演させていただけることを心からうれしく思います」と喜びを語り、「今から期待やら不安やらが一気に押し寄せてきているところですが、栗山さんを信じて最後まで駆け抜けられればと思います」と意気込む。

以下、栗山、上白石のコメント全文を紹介。

◆栗山民也
20数年前、ピカソの「ゲルニカ」とスペイン美術館で出会いました。絵の前にただ立ち尽くし、ただ見つめていました。人間のいくつもの感情や、地球での惨たらしい死の記憶がそこに刻まれ、魂に触れるということを知りました。
今秋、上白石萌歌さんを迎え、その「ゲルニカ」を主題にした新作を上演します。お姉さんの萌音さんとは去年ご一緒し、その美しく確かな感性を実感、まさに「奇跡の姉妹」だと思います。今度は、妹の萌歌さん、本気でぶつかり合いましょう。

上白石萌歌
役者としての夢の1つであった栗山さんの舞台にこんなにも早く出演させていただけることを心から嬉しく思います。
パブロ・ピカソが描いた「ゲルニカ」は悲痛な叫び声がいくつも聞こえてくるような、身震いするほどの恐怖を感じる絵。この一枚から浮かび上がるあの日のゲルニカの人たちの想い、祈りとはどのようなものだったのか。必死に受け取りながら演じたいです。今から期待やら不安やらが一気に押し寄せてきているところですが、栗山さんを信じて最後まで駆け抜けられればと思います。どうぞよろしくお願いします。

PARCO劇場オープニングシリーズゲルニカ』は2020年9月からPARCO劇場にて上演予定。また、10月より京都、新潟、豊橋、北九州での公演も予定されている。

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