新人声優・熊田茜音さんが20歳の誕生日を目前にアーティストデビューするにあたり、2020年2月2日に「熊田茜音 デビュー記念&20歳バースデーイベントSunny Sunny Birthday Party~」を開催した。

【大きな画像をもっと見る】

熊田茜音さんは、2017年上松範康さん、影山ヒロノブさん、畑亜貴さん、鈴村健一さんら業界のトップランナーたちが審査員を務めた次世代声優アーティストオーディション「ANISONG STARS」にて、若干17歳ながらグランプリを受賞。その後、TVアニメ転生したらスライムだった件エレン役や、TVアニメライフル・イズ・ビューティフル」渋沢泉水役などを演じ、着実にキャリアを積み重ね、2020年1月29日リリースシングルSunny Sunny Girl◎」でソロアーティストとしてデビューを果たした。

畑亜貴さんはお母さん!? TVアニメ「織田シナモン信長」オープニングテーマ「Sunny Sunny Girl◎」でアーティストデビューの新人声優・熊田茜音インタビュー!

 

そんな熊田さんは、2月3日に20歳のバースデーを迎えるということで、10代最後の夜に初のワンマンイベントにしてバースデーイベント熊田茜音 デビュー記念&20歳バースデーイベントSunny Sunny Birthday Party~」を、東京・LOFT9 Shibuyaにて開催。歌とトークで、熊田さんの魅力を存分に味わえるぜいたくなイベントとなった。

 

熊田さんの個性が光るトーク企画!

前回のインタビューで熊田さん自身が語っていたように、スタッフと一緒に「どうしたらみんなと楽しめるか」を考えた今回のイベント。会場では熊田さん自身がプロデュースしたハンバーグ(熊田さんの好物とのこと)が販売されており、おもてなしの気持ちがひしひしと伝わってくる。

 

 

そんなイベントは、デビュー曲「Sunny Sunny Girl◎」のライブで幕を開けた。パーソナルカラーイエローをあしらった衣装に身を包んだ熊田さんは、MVでも披露した元気いっぱいの振り付けを踊りつつ熱唱。その後の最初のあいさつの時まで、かなり緊張した雰囲気を漂わせていたが、次の熊田さんのパーソナルな面や魅力を掘り下げるトークコーナーに突入するころには、少しそれもほぐれてきた様子だ。ここでは司会役が登場するのかな……と思いきや、司会進行も熊田さん自身が行うということで、ひとり語りのステージが展開。一生懸命、台本片手におしゃべりする姿が実に初々しい。

 

熊田さん考案のADくまちゃんも登場

 

 

まずは熊田さんの歩みを、0歳から今までの写真で振り返る「熊田茜音20th History」から。よく笑う赤ちゃんだった。幼少期、お父さんメガネをほしがり何本か破壊してしまった。「あらかじめ親に申告してから反抗期に入った」という一風変わった思春期の行動……などなど時おりクイズを交えつつ熊田さんの面白エピソードが明かされていくトークに、観客席も笑いに包まれる。それにしても幼いころから本当にキュートな熊田さん! 最初から完成されていた美少女ぶりに、会場は「かわいい!」の歓声に包まれた。

 

 


次は開演前に、観客から回収したアンケートに答えるコーナーだ。

熊田さん自身が考えた「20歳になる茜音にチャレンジしてほしいこと教えて!」「演じてほしいキャラを教えて!」といったお題への回答を読んでいく中、「茜音の好きなところを教えて」というお題に対する「純粋でまじめで、でもたまにおちゃめなところ」といった回答には、思わずはにかんでしまうひと幕も。そのリアクションが、実におちゃめである。

そのほか、「なにか無茶振りして!」というお題の際は「織田シナモン信長」の織田信長役・堀内犬友さんの声真似を即興でやる場面もあり、バラエティ対応能力、アドリブ能力の高さも見せてくれた。

 

 

さらに「箱の中身はなんだろな」企画では、おびえる表情や意外と度胸のある姿を見せてくれた熊田さん。ちなみに箱の中身に入っていたのは、小箱。その中には怪しげなボタンが……。それを押すと、スクリーンには「織田シナモン信長」で共演した上杉ジュリアン謙信役の杉田直司、もとい犬の仮装をした杉田直司こと杉田智和さんの姿が。これには観客はもちろん、熊田さんもびっくり!

杉田さんのありがた~い(?)人生訓に感激したところで、今度は観客全員によるバースデーソングの合唱からのバースデーケーキ登場だ。

サプライズのお祝いに感激の表情を浮かべる熊田さん。「ふ~っ」とろうそくの灯を消すと、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。

 

思い出の楽曲を披露! 感動と笑顔に満ちたライブパート

イベント後半はライブパートだ。

いったん熊田さんが舞台を後にすると、スクリーンにはデビューのきっかけとなったオーディション「ANISONG STARS」に参加するまでのエピソードを語る、熊田さんの映像が流れる。

そこではオーディションの直前に、かわいがっていたペットウサギが他界してしまったこと。大きな悲しみを覚えたものの、死んだら何もできない。今以上の悲しい気持ちはもうない、と思いオーディションに臨んだこと。そして、そのオーディションで歌ったのが、茅原実里さんの「境界の彼方」だったことが語られる。

 

この映像を受けて登場した熊田さんは、「境界の彼方」を熱唱。彼女の運命を大きく変えた曲を、改めて歌う熊田さん。最初、その表情からはイベント冒頭のような緊張感と感慨深げな印象を受けた。しかしいざ歌い始めると、なんと堂々たるパフォーマンスを見せてくれたことか!

サビの解放感あるふれる歌声には、ハッとさせられた。

続いて披露したのは、デビューシングル収録曲「YOUR FREE STAR」だ。「イェイェイェイ」のフレーズが楽しい気分にさせてくれる極上のポップスということで、観客も熊田さんと一緒にピースサインを掲げてシンガロング。引き続きJUDY AND MARYの「そばかす」、そしてアニメキラキラハッピー☆ ひらけ!ここたま」挿入歌「OPEN MY DREAM!」と、自身の魅力である、元気を存分に感じられる楽曲を披露し、グッとステージと客席の距離感が近づいたように思えた。

 

早くもライブは終盤。ここで熊田さんが歌ったのが、デビューシングル収録のスローナンバー「First Step, Fun Step!」だった。数多くのオーディションに挑むも、結果を出せず落ち込む日々。そんな時期を乗り越え、今、ファンのみんなと一緒にイベントを楽しめていることの喜びを語り、19年の人生を歌った1曲をまっすぐに歌い上げると、会場からは温かな拍手が巻き起こる。

 

これに思わず感極まってしまうひと幕もあったものの、最後に気を取り直し、今一度デビュー曲「Sunny Sunny Girl◎」を披露する熊田さん。先ほどまでの感傷的なムードを振り払い、はつらつと歌う姿は本当に魅力的だ。

 

最後に熊田さんも語っていたが、これまでの歩みを振り返る「First Step, Fun Step!」を受けて歌う「Sunny Sunny Girl◎」は、まさに新たな一歩を踏み出す熊田さんの人生をそのまま表現しているように思えて仕方がない。ライブを通じて楽曲に新たなドラマが生まれる。デビューイベントの場で、そんな素敵な瞬間を生み出してしまった「熊田茜音」は、やはり声優アーティストになるべくしてなった存在なのかもしれない。

 

 

最後は来場者1人ひとりをお見送りしてイベントは終了した。歌にトークにサプライズと、熊田さんの魅力を存分に堪能できた、ファンにはたまらない、まさしく「First Step, Fun Step!」な90分であった。

2020年、ますます飛躍すること間違いなしの熊田茜音さんに注目だ!


>> 初の単独&バースデーイベントに、「あの」犬型声優も応援! 「熊田茜音 デビュー記念&20歳バースデーイベント~Sunny Sunny Birthday Party~」レポート の元記事はこちら
初の単独&バースデーイベントに、「あの」犬型声優も応援! 「熊田茜音 デビュー記念&20歳バースデーイベント~Sunny Sunny Birthday Party~」レポート