マンチェスター・シティポルトガル代表MFベルナルド・シウバが将来的な古巣ベンフィカへの復帰を希望している。イギリス『マンチェスタ・イブニング・ニュース』が伝えている。

ベンフィカの下部組織出身のB・シウバは2013年にトップチームデビュー。しかし、同クラブでは公式戦通算3試合出場と思うように出場機会を得られず、2014年夏にモナコレンタル移籍。その翌年に完全移籍に移行すると、若手中心に大躍進を遂げたチームの攻撃の中心を担い、2017年にはシティへステップアップ。以降の活躍は多くのフットボールファンが知るところだ。

しかし、以前から生まれ故郷の古巣への愛情を公としてきた同選手は、ベンフィカでやり残した多くの仕事があると感じており、将来的な復帰を希望していることを認めている。同選手がイギリス『Eleven Sports』で語っている。

「これまでにも何度か言ってきたことだけど、自分の中ではベンフィカをあまりに早く出ていったという後悔のような感情を抱いているんだ」

「だから、いつの日かベンフィカに戻ろうと思っている。彼らが僕のことをほしいと望んでくれるならば、いつか復帰できると信じているんだ」

B・シウバは今回のインタビューで具体的な復帰時期に関して言及していなかったが、このインタビューがシティのファイナンシャルフェアプレー(FFP)違反による、UEFA主催大会からの2年間締め出しの一報が発表された直後のタイミングで出たこともあり、一部イギリスメディアは早期のベンフィカ復帰の可能性を報じた。

しかし、B・シウバは自身の公式ツイッターを通じて前述のインタビューとシティの処分を関連付ける投稿を引用するとともに、「君のところの投稿を見るのは好きだけど…インタビューは1週間前だった…ドンマイ」と、やんわりと否定していた。

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