緊急補強を画策するバルセロナがターゲットを絞ったようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。
バルセロナは、現在、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスとフランス代表MFウスマーヌ・デンベレの前線2選手が長期離脱を強いられる。今冬の移籍市場はすでに終了しているが、ラ・リーガではケガによる長期離脱などの事情に限って、スペイン国内のクラブ、またはフリートランスファーの選手から移籍期間外の代替選手獲得が可能となる救済措置がある。
これまでには、様々なクラブのストライカーがターゲットとして名前を挙げられてきたが、バルセロナが狙いを定めたのは、レガネスのデンマーク代表FWマルティン・ブラースヴァイト(28)のようだ。
ブラースヴァイトは、デンマークのミッティランやエスビャウの下部組織で育つと、2009年7月にエスビャウでトップチームに昇格。その後は、トゥールーズ、ミドルズブラ、ボルドーでプレーしていた。
2019年1月にミドルズブラからレンタル移籍でレガネスへ加わると、2018-19シーズンのラ・リーガで19試合4ゴール7アシストを記録。2019年7月には完全移籍で加入し、今シーズンはここまでラ・リーガで24試合に出場し6ゴール1アシストを記録していた。
ブラースヴァイトはオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングと同じ代理人であり、レガネスの周辺では狙われる可能性が示唆されていた。ブラースヴァイトとレガネスとの契約は2023年6月30日までとなっているが、ミドルズブラから購入した時は500万ユーロ(約6億円)であり、バルセロナとしても移籍金は障壁とならなそうだ。
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