日本代表FW本田圭佑を獲得して話題となっているボタフォゴ。新たに世界を知る選手を連れてくる可能性があるようだ。

ブラジル『グローボ』によると、ボタフォゴが獲得を目指しているのは元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレ(36)とのことだ。

ヤヤ・トゥーレは、バルセロナマンチェスター・シティプレーし、2019年7月からは中国甲級リーグ(中国2部)の青島黄海でプレーをしていた。

一時は引退の噂もあった中、中国でキャリアを続けたヤヤ・トゥーレだが、今シーズンは新天地でのプレーを望んでいるとのこと。代理人によると、南米でのプレーを画策しているとされていた。

そんな中、ボタフォゴに対して代理人から売り込みがあったとのこと。この逆オファーに対し、ボタフォゴの幹部たちも興味を示しているという。

一方で、本田獲得時にも問題に挙がったクラブの財政的な問題が壁になる。ボタフォゴは資金繰りが難し状況で、本田獲得にも交渉を行ったほど。『グローボ』によると、「水曜日か木曜日まで」に返答をすることにしたようだ。

それでも、ヨーロッパのトップクラブでプレーをしてきたヤヤ・トゥーレのサラリーは安いものではなく、ボタフォゴは資産とスポンサー探しに走るとのこと。本田獲得時には様々な情報をクラブが漏らしたとされており、その手法は今回は取りにくい状況のため、困難を極める可能性もあるようだ。

ヤヤ・トゥーレは、マンチェスター・シティプレミアリーグ230試合に出場し59ゴール35アシストバルセロナラ・リーガ74試合に出場し4ゴール5アシストを記録。チャンピオンズリーグでも70試合に出場し8ゴールを記録している。

また、コートジボワール代表としても97試合に出場し19ゴールを記録。2006年のドイツワールドカップ、2014年のブラジル・ワールドカップに出場。ブラジル大会では、日本代表戦でもキャプテンとしてプレーしていた。

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