DarkStone Digitalは、死体安置所を舞台にした一人称視点ホラーゲーム『The Mortuary Assistant』itch.ioにてリリースした。価格はユーザー自身が決定する「Name your own price」形式で、無料でダウンロードできるが自由に値段を設定して購入することもできる。

(画像はitch.io 『The Mortuary Assistant』より)

 『The Mortuary Assistant』の主人公は、死体安置所で死体の保存(エンバーミング)する新人エンバーマーだ。ある嵐の夜、先輩エンバーマーが突如現場に来られなくなってしまう。そのため主人公は、初めてたったひとりでエンバーミング作業を進めることになる。

 プレイヤーは用意された手順書に従い、コートとグローブを着てメスや注射器を用意し、エンバーミングに必要な溶液を製作する。シリンジやホルムアルデヒド(Formaldehyde)など、少し専門的な医療英語が登場するが、手順自体は箇条書きにされており単語を調べながら進めればそれほど難しくは無いだろう。

(画像はitch.io 『The Mortuary Assistant』より)

 なお本作は、設定などは大きく異なるが、同社が現在Kickstarterにて資金を集めている一人称視点ホラーゲーム『Our Secret Below』プロトタイプ作品となっている。プレイ時間はわずか10分。登場する舞台は死体安置所とそこに続く廊下のみだ。

 だが、暗く静かな安置所で施術の用意をしながら、ものを言わぬ死体と対峙するだけの時間は、プレイヤーを不安な気分にさせるだろう。部屋と廊下だけの小さなロケーションを活用した真綿で首を絞めてくるような閉塞感は、本作の暗く写実的なグラフィックと相まって高い効果を発揮している。実際にプレイするといつの間にか手は汗で濡れ、ゲームを終えるころには強烈な印象を得る。

(画像はitch.io 『The Mortuary Assistant』より)

 『The Mortuary Assistant』プロトタイプだが、『Our Secret Below』のできの良さを感じさせてくれる作品になっている。もしゲームが気に入ったなら、現在Kickstarterで資金を募っている『Our Secret Below』をぜひ支援してほしい。

ライター古嶋 誉幸

一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter@pornski_eros