中国メディア・東方網は16日、「リスク恐れず、日本で1日に12カ所のマラソン大会が予定通り開催され50万人以上が参加した」とする記事を掲載した。

 記事は、新型コロナウイルスによる肺炎の患者拡大により、中国国内では多くのマラソン大会が延期や中止を発表しているとしたうえで、日本では16日に東京、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、徳島高知、福岡、熊本、沖縄の12カ所でマラソン大会が予定通り開催され、参加人数の合計は50万人に達したと紹介した。

 そのうえで、中国のマラソン愛好者からは「50万人とは恐ろしい。マラソンは来年また開催すればいいのに。今の日本の状況はマラソン大会を開催するのに適していないではないか」「彼らは、事の重大性を意識していないのだろうか。ましてや、日本では今年五輪が開催されるというのに」「この期に及んでマラソンを中止しないというのは、日本は本当にいい度胸をしているな」といった懐疑的な声が寄せられたことを伝えている。

 さらに、日本では来月1日に世界のトップレースの1つでもある東京マラソンが開催されるとも紹介。組織委員会が先日、中国から参加予定の選手に対して参加自粛を呼びかけ、自粛したランナーには来年の出場権を付与することを発表したものの、大会自体は予定通り行われる見込みだとした。

 記事は「日本のコロナウイルス感染状況は、中国以外で最も深刻だという。マラソンはそもそも大規模なイベントであり、ランナーに加えてボランティアや運営者、観客など、関係する人が非常に多く、活動地域も広範になる。今は特別な時期であり、延期や中止の判断をすることも、次にベストな状態で大会を運営し、ランナーがより良いコンディションで走れる機会を与えることになるのではないか」と評している。なお、17日になって、東京マラソンについては一般ランナーは参加できないことを発表した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

今のご時世で・・・日本全国12カ所でマラソン大会、50万人が参加に中国ネット民「事の重大性を意識していない」