2~3歳の子供に初めて訪れる「第一次反抗期」。別名「イヤイヤ期」と呼ばれるほど、あれもこれもイヤ!と駄々をこねる我が子にママもお手上げ!…なんて経験をした方も多いのでは?

そこで今回は、子育てママが経験した子供のイヤイヤ期エピソードを集めてみました。

イヤイヤ期は自分の思い通りにしたい!

「ヒーターのスイッチを入れるのは息子の仕事。でも気分が乗らないとなかなか押してくれません。秋口はまだ良かったのですが、冬本番を迎え震えながら息子のご機嫌を取るのと、自分でスイッチを入れてギャン泣きされるのと、どちらが辛いのか判断が難しくなってきました…

うちの子はなぜか靴を左右逆に履くのがイヤイヤ期のお約束。指摘しようものなら逆ギレされてお出かけどころじゃなくなるので、そのまま外出していました。外出先で親切に間違いを指摘してくれる人もいたのですが、それにも逆ギレ。『好きで靴を反対に履いています』の張り紙でも背中に貼り付けようか本気で悩みました」

自分でできることが増えてくる2~3歳の子供。なんでも自分でやってみたいけれど、まだまだ完璧にできないことも多いですよね。

自分でやりたいという欲求と思い通りにできないといういら立ちが、ストレスとして言葉や行動に出てしまうのがイヤイヤ期の特徴。

ママがうっかり手を出すとイヤイヤがさらにひどくなることが多いので、ここは心を無にして見守りましょう

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イヤイヤ期はこだわりたい!

ハロウィンに買ったスパイダーマンのマスクがえらく気に入った息子。『マスクが無いと幼稚園行かない!』と覆面レスラーのようなことを言い出した。先生に相談してその日は結局、制服にスパイダーマンのマスク装着で幼稚園バスに。息子は満足そうでしたが、バス停では道行く人にじろじろ見られ、ママ友には爆笑され、私は本当に恥ずかしかった…」

「イヤイヤ期はとにかく寝るのが嫌だと言い続けた娘。抱っこしたりドライブしたりあの手この手で寝かしつけをしましたが、うとうとしながら『眠くない!眠くない!』の一点張り。寝言でまで『眠くない』と言われたときは、勘弁してくれと泣きたくなりました」

「卵大好きな我が子。何を思ったのか卵が黄色なのが気に入らないと言い出した。嫌なら食べなくてもいいと言っても、食べたいけれど黄色がイヤの一点張り。毎朝そんな調子なので、しばらく卵を見たくないくらいトラウマに」

大人には理解できないこだわりが発動するのもイヤイヤ期の特徴です。かなえてあげられるこだわりならまだいいですが、物理的に無理なことまで要求されるとママは本当に嫌になってしまいますね。

イヤイヤ期を過ぎれば笑い話になるようなこだわりですが、その当時は本当に悩んだというママも多いのでは?

イヤイヤ期は寝転びたい!

「噂には聞いていましたが、イヤイヤ期の子供って本当にどこでも寝転がるんですね…。お店の中や公園はもちろん、道路だって平気で寝転んで泣き叫んでいました」

「イヤイヤ期真っ最中の息子。先日は雨の降る公園で『帰りたくない!』と暴れだしました。いつものように地べたにごろーん!とすると、土が濡れていて気持ち悪かったんでしょうね。『僕…帰るよ。』と素直に歩きだしました」

スーパーのお菓子売り場で座りだした娘。すると、あっちでもこっちでも子供の座り込みが発生。『ここで私が買ってあげると言ってしまうとみんな共倒れだな』と思うと何も言えず、数組の親子のにらみ合いが十数分続きました」

子供がイヤイヤ期を迎えて「本当に寝転がる子供が存在する」ということを知るママも多いよう。とはいえ、もっと大きな子供が道で寝転んでいるのを見たことはありませんから、これもイヤイヤ期だけに見られる貴重な光景。ダイナミックな子供の自己表現を目に焼き付けて置きましょう。

イヤイヤ期は意地をはりたい!

「ハンバーグが大好きな娘。本当は食べたいはずなのに『食べない、食べない』と駄々をこねていました。するとお兄ちゃんが娘のハンバーグを箸でひょい。さすがに泣くかと思いきや、それでも『いらない』と主張する姿が憎らしいやら可愛いやら…

「かんしゃくを起こして、床に頭をごちんとぶつけた息子。そのまま寝室に駆け込んだので、大丈夫かと思って様子を見に行くと、鏡で頭がどうなっているか確認中。『痛いの?』と聞いても『痛くない』と最後まで強がっていました

おはようの挨拶すら『イヤ』という息子。その流れで『今日は公園行く?』と聞いたら『イヤ!』と元気な返事。その後のしまった!という顔が忘れられません

大人に反抗したいイヤイヤ期。言われたことにわざと「イヤ」と返してママを困らせることもありますが、そこはまだ子供。本心じゃないのについつい意地をはってしまうこともあるようです。

意地をはってしまった後は、しょんぼりしていることも多いので、ママが上手にフォローしてあげましょう。

イヤイヤ期はいつか笑い話に!深刻にならずに乗り切ろう

何をやるにも「イヤ」と言われるとママだってイヤになってしまうイヤイヤ期ですが、その時期を過ぎるとどの家庭でも笑い話になっているよう。

イヤイヤ期は子供の成長過程において大切なプロセスですから、あまり深刻に受け止めすぎず上手に付き合っていきたいですね。