かつてマンチェスター・Uでキャプテンを務め活躍したロイ・キーン氏とリヴァプールで活躍したジェイミー・キャラガー氏がチェルシーマンチェスター・U戦のあるシーンについてコメントした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 プレミアリーグ第26節でチェルシーマンチェスター・Uが対戦。この試合はフランス代表FWアントニー・マルシャル、イングランド代表DFハリー・マグワイアが得点を沈めマンチェスター・Uがアウェイで貴重な勝ち点3をつかんだ。

同メディアでコメンテーターを務めるキーン氏が触れたのはこの試合でマグワイアが交錯したバチュアイを蹴り上げたかのように見えた前半のシーン。

マグワイアについて「ラッキー」と表現し次のようにコメントした。

「彼はとても運が良かった。ラッキーボーイだったね。マグワイアのキャラクターから見るに、彼は落ち着いているように見えるけど、あれは明らかに蹴り上げていたと思う。あのシーンだけを見たらマグワイアは汚いプレーヤーだと思われてしまうだろう」

 キャラガー氏はキーン氏に続けて以下のように語っている。

「彼の人柄が影響したと思う。マグワイアはあのシーンを“事故だ”と表現していたけれど、たとえその通りだったとしても、運が良かった。あのシーンを見ると足が出ていたね。反射的に出てしまったかもしれなかったけれど、とても運が良かったと言えるよ」

 プレミアリーグ第18節で同じくチェルシー戦でドイツ代表DFアントニオ・リュディガーを蹴り上げ一発退場となった韓国代表FWソン・フンミンと比較し「あれはレッドカードに値した。彼は本当にラッキーだった。ソンのプレーと同じだよ。退場にならなかったのは幸運だった。審判がよく見えていなかったとしても、VARで判断される。VARや審判についての議論は難しい」とシーンを振り返った。

チェルシー対マンチェスター・U戦を振り返った [写真]=Getty Images