バリ島の海の中でスキューバダイバーによって撮影された謎の生命体。これらは数百匹ものミナミゴンスイという魚の群れだ。
彼らは群れで密集して「ゴンズイ玉」と呼ばれるフォーメーションを作り出す。変幻自在に形を変えながら巨大生命体を作り上げるのだ。
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ミナミゴンズイはナマズ目ゴンズイ科の魚で、インド洋や紅海、太平洋の中西部に生息している。バリ島では、ダイビングやシュノーケリングしていると、彼らが作り上げる「ゴンズイ玉」を見ることができるそうだ。
それはまるで水中のモンスター、巨大生命体のよう。こうやって群れでまとまることで、大きな魚から身を守っているのかな。
体に白い線が数本あるのが特徴で、背びれと胸びれに棘があり、毒を持っている。だが襲ってくるようなことはなく、触らなければ特に危険性はないという。
群れでゴンズイ玉を作るのは幼魚時代で、成魚になると単独で行動するようになるという。
もともとはゴンズイだったものが、2008年からゴンズイとミナミゴンズイに分類されるようになったそうだ。
外見がとても良く似ていることから、見分け方は非常に難しく、日本近海のものがゴンズイ、他の地域のものがミナミゴンズイといった認識するのが簡単だそうだ。
ただしただ沖縄では混在しているようでどっちがどっちなのかわからないかもしれないという。
追記(2020/02/21)本文を一部修正して再送します。
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