佐野勇斗と飯豊まりえがW主演するAbemaTV最新オリジナルドラマ「僕だけが17歳の世界で」が、いよいよ2月20日(木)夜11時からスタート。スタートを前に、ザテレビジョンでは撮影中の5人にインタビュー。

【写真を見る】近づく距離にキュン…!佐野勇斗と飯豊まりえ、制服シーン

■ ファンタジー恋愛ドラマ「僕だけが17歳の世界で」

航太(佐野)と芽衣(飯豊)は小さい頃からの幼なじみで、クラスメートの伊織(結木滉星)、亮平(渡辺佑太朗)、はるか(大友花恋)と毎日楽しく過ごしていた。好きという気持ちをいつでも伝えられる距離にいた2人だが、高校二年生の春、航太が突然この世を去ってしまう。それから7年後の2020年、久しぶりに故郷に戻った芽衣は、思い出の桜の木の下へ向かうと、そこで出会ったのは17歳のままの航太だった。航太の死に隠された秘密とは? そして、もう一度会いたかった人に出会えた2人の運命は…。

予想外の展開に胸を締め付けられるファンタジー恋愛ドラマで、仲良し5人組を演じる佐野、飯豊、結木、渡辺、大友に、撮影の裏話と見どころを伺った。

■ 5人は現場でも本当に同級生のよう!

――撮影が進み、みなさん本当の同級生のように仲良しだと伺いました。

飯豊まりえ「仲はいいね?」

渡辺佑太朗「年齢はそれぞれですけど、みんなタメ口でね!」

大友花恋「私は最年少なのですが、みなさんがタメ口でいいって言ってくれたので、タメ口で話させてもらっています」

佐野勇斗「ゆうぴー(渡辺佑太朗)と(結木)滉星くんが25歳で最年長なんですけど、先輩が寛容なんです。やさしい先輩で良かったなって。先輩を立てるわけじゃないですけど(笑)」

結木滉星「たまには立てよーよ!」

佐野「はいはい(笑)」

■ あるメンバーの素にギャップ「役柄にぴったりだと思ったら全然違った(笑)」

――お互いの役どころもすっかり熟知されていると思いますので、ご自分のではなく、他の方の役も紹介できそうですね。

飯豊「それ、面白そう!」

佐野「芽衣(飯豊)は天真爛漫娘です。みんなのアイドルというか、芽衣がいるとみんなが笑顔になる存在で、そういうところに航太は惹かれたんだと思います。男の子に対しても分け隔てない感じで、あとは…」

飯豊「あれ? 航太(佐野)が芽衣のこと話してくれるシーンあったよ!?」

佐野「えっと…。あ! 曲がったことが嫌いで何事に対しても真剣でまっすぐ。不器用だけど、何をやっても楽しそうで、そこが取り柄です」

飯豊「OK!」

――まるで航太と芽衣のやりとりですね。語らずとも航太が見えます。

飯豊「(笑)。伊織(結木)は落ち着いていて、一歩引いてみんなのことを俯瞰して見ている感じで。それから、言わない&聞かないやさしさも持っている人だなとも思います」

結木「あー、素敵です!」

飯豊「でも、私、最初は滉星くんとギャップのないキャラクターでピッタリと思っていたら、全然違いました(笑)」

佐野「滉星くんは、クールぶってるだけなんですよ」

結木「(笑)」

飯豊「本人は、お話上手でとっても明るい」

佐野「クールそうだけど、ちゃんと話聞いてくれて…」

渡辺「大人だよね」

飯豊「勇斗くんはもし女の子だったら、滉星くんみたいな人と付き合いたいって言ってました」

佐野「それだけは言わないでよ! でも、本当に魅力的な人だと思います」

結木「ありがとう。はるか(大友)はしっかり者で友達思い。自分のことよりも友達を大事にするところが、素敵だなと思います。はるかも伊織と同じで一歩引いているタイプだと思いますね」

佐野「あと、はるかは溜め込んじゃうところがあると思うんです。周りに気を遣いすぎちゃって、自分の気持ちを出せないんだよね」

飯豊「いい子なんだよね〜」

佐野「だから、幸せになってほしいなと思います」

大友「私もそう思います! 亮平(渡辺)はムードメーカーでお調子者ですが、自分本位ではなく、その場の空気を盛り上げるとか、みんなで楽しい思いを共有するとか、そういうものが核にある、温かいお調子者」

佐野「みんな、役と素が近いよね。ゆうぴーも最初は素は根暗だって自分で言ってたけど、全然最近違うし!」

大友「今日のお昼は、通販番組のモノマネをずーっとしていました(笑)」

結木「あと某ドキュメンタリー番組のナレーションのマネとか」

佐野「本当に亮平っぽいんだよね!」

■ 青春シーン満載の撮影にドキドキ「恋愛ドラマだー!」

――それは航太も同じなのでは? みんなにツッコむ佐野さんは航太そのもののように感じます。第1話は高校時代が中心に描かれますが、見どころは?

大友「学校のシーンは全部楽しかったです。特に、最初に芽衣とはるかが教室にタタタって入って行くシーン!」

結木「男子が着替えてるところに二人が入ってくるシーンは、俺も『うわ!楽しそー』って思った(笑)」

佐野「滉星は男子校だったからね」

結木「恋愛ドラマだー!って気がした(笑)」

渡辺「あと、湖のほとりで5人でおやきを食べるシーンも良かったな」

大友「長野でロケをした場所はキレイなところばかりなので、そこを制服姿で歩くだけで最高でした。二人(飯豊と佐野)も第1話見たんだよね? どこが印象に残ってる?」

佐野「航太が亡くなるシーンでの芽衣のお芝居がすごいなって。台本はちょっと違って、まさかあんな感じになると思わなかったので、(飯豊のお芝居が)すごいなって思った」

飯豊「ありがとう(笑)。私は、航太と芽衣がお互いを意識し始めて、雰囲気が変わっていく瞬間が素敵だなって思った。もどかしいけど、応援したくなるんですよ。あと曲もいいんだよね!」

佐野「良く言った!」

飯豊「みんなの心情と曲がピッタリだから、イヤホンで聞くといいと思う。そこが配信ドラマの良いところ!」

大友「音が耳からボン!」

佐野「ボン!って何だよ(笑)」

■ もしこの5人で思い出作りに行くなら?独特の役割分担に大盛り上がり

――劇中で5人が思い出作りに「ふたご座流星群」を見に行こうという話になりますが、もしこの5人で思い出作りに行くとしたら、どこに行きたいですか?

佐野「俺は体を動かせるようなアミューズメント施設かな? みんな運動得意なタイプじゃない?」

渡辺「わりとね」

結木「楽しそー!」

飯豊「でも、劇中でもみんなでウインタースポーツしに行くよ?」

佐野「あ、そっか。どんなスポーツをするのかは、お楽しみに〜!」

大友「私は食べ歩きしたいなー」

結木「それもいいねー!」

渡辺「俺、すっごい良いの思い付いた!」

飯豊「何、何?」

渡辺「キャンプ!」

全員「いいねー!」

渡辺「ちゃんと役割分担してさ、テント立てる人とか決めてさ」

大友「何する?」

渡辺「俺は火を起こしたい!」

佐野「俺、肉焼きます!」

結木「俺、運転します!」

佐野「かっこいい!」

大友「伊織っぽい!」

飯豊「じゃあ、私はそれ以外の雑務します」

大友「私は応援します! 肉!肉!肉!って(笑)」

佐野「いらねーよー(笑)。買い出しだよ、買い出し!」

結木「買い出しはみんなで行こうよ」

佐野「そうだね!」

飯豊「面白い! 本当にやりたいな!」

佐野「あとで考えよう!」

■ 「理想の告白」を発表!本気の一言に「…恥ずいな、コレ!」

――では、もう一つ、妄想ネタを。ドラマの中に“桜の木の下で告白されるとずっと一緒にいられる”というジンクスが登場しますが、みなさんの理想の告白のされ方は?

結木「俺はされるより、する方がいいな」

佐野「俺もする方がいい」

飯豊「じゃあ、滉星くんから聞かせて!」

結木「ガチだと、学校帰りの公園」

大友「いいね! で? で?」

結木「二人ともブランコに乗ってるんですよ」

渡辺「ふふっ」

佐野「で、何て言うの?」

結木「…恥ずいな、コレ!」

(全員で結木の顔を覗き込む)

結木「“好きだから、付き合ってほしい”」

佐野「うわー!」

(一同悶絶)

大友「じゃあ、次は私が言うね。学校の前の道が坂道だったのね」

佐野「あー、リアルの学校ね」

大友「それで帰りはその坂道に夕日がキレイに当たるのね」

飯豊「えー、何それー!」

大友「そこを二人で笑いながら下ってて、突然、『そういうとこが好きなんだよね』って言われて、『え? それどっち? どっち?』ってドキドキしたい」

結木「ドラマだな!」

大友「そして、そこから意識し始めるの!」

飯豊「なるほどね〜。私はね、ワンクッション挟みたいんだよね。友達から『あいつが好きって言ってたよ』って聞かされて、じゃあ、いつ本人から言われるの?って」

佐野「めっちゃ、分かる!」

飯豊「それで修学旅行とか、運動会とかのタイミングで言われるの」

渡辺「もー、やだー(悶絶)」

大友「やっぱり学生のイベントごとっていいよね」

結木「強いね!」

佐野「俺、被ってるな。2つあってね、1つは運動会とかのリレーで活躍した後に告白したい。それが1位で!」

飯豊「1位!(笑)」

佐野「で、2位は、家の近くに海があって、そこに堤防があるのね」

大友「水の近くはいいよ! きっと運気がいい!」

全員「運気ぃ!?(大笑)」

佐野「でね、学校帰りに一緒にチャリとかでそこに行って座って、夕日とか見ながら告白したい。俺さ、芽衣と航太の関係が理想なんだけどね…」

結木「で、何て言うの?」

佐野「え?」

結木「何て言うの?」

佐野「『あのさ、やっぱ、好きだわ』って」

飯豊「それで? それで?」

佐野「…付き合ってくれない?って」

大友「もっとキザなのがいいなー」

佐野「…いや、ここでパスする。ゆうぴーにパス!(笑)」

渡辺「僕はね、妄想がすごい好きなんだよね」

飯豊「最初の助走がすごい(笑)」

渡辺「まず、お互い思い合ってるんだけど、お互い連絡先を知らないのね」

全員「あー、なるほど」

渡辺「で、ある日、僕が遅刻しそうになって、食パン食べながら走っててね」

飯豊「食パン!? うそでしょ(笑)」

渡辺「で、曲がり角で彼女の自転車とぶつかって、俺の足が折れるの」

全員「(大笑)」

渡辺「でも、『痛くないよ、大丈夫』って答えて。そこで連絡先を聞かれて交換するの」

飯豊「体張るなー(笑)」

渡辺「それでお詫びに食事をおごりますってなってね」

飯豊「足が折れてるのに!?」

渡辺「だから松葉杖で行って、そこで仲良くなってね。それで最後に海で告白されたい」

大友「される側なの!?」

飯豊「すごい受け身!」

佐野「全部受け身じゃん!(笑)」

渡辺「いいじゃん、妄想なんだから」

佐野「めちゃくちゃだよ!(笑)」

■ ドラマ見どころ「高校生から大人へ」「今日を全力で生きようと思える」

――このドラマは芽衣たちが高校生から大人になることでいろいろなことを考えさせられるので、学生も大人も楽しめる作品だと思います。みなさんはどんな部分に魅力が詰まっていると思いますか?

佐野「恋愛ドラマですが、人間ドラマも多く描かれているので、いろいろ悩んでいる方の心に響く作品になっていると思います。それから、時間は無限じゃないんだということを感じていただけるのではないかと思います。僕が演じる航太は想いを伝えられないまま死んじゃうので。今、普通に過ごせている環境に幸せを感じつつ、明日じゃなくて今日を全力で生きようと思っていただけるのではないかと思います。1日1日を大事にしようって、僕らも脚本を読んで感じたので」

飯豊「本当にそう思う。死ぬことって擬似体験できないけど、このドラマではできるから」

渡辺「だから、永遠なんてものはないんだと感じられるのではないかと思います。たぶん見てくださる方は登場人物の誰かに共通点を見出して感情移入できると思うので、いろんな目線で楽しんでいただけたらうれしいです」

佐野「見た後は、大切な人に感謝を伝えたくなると思いますよ」

結木「あと、男子には男子の絆があって、女子には女子の友情があるところも素敵なんです。芽衣とはるかは互いに応援し合っているしね」

飯豊「だから、見ていると救われるドラマになっているんじゃないかな?」

結木「そうだね!」

飯豊「あとAbemaTVみたいな配信モノのドラマってスマホで見るから、集中して見られるんじゃないかと思うんです」

大友「だから、“ドラマって面白い!”とより感じていただけるんじゃないかな?」

結木「そうだね。あと、俺さ、電車の中で見るのもいいと思うんだよね」

大友「確かに。朝見たら学校や会社で元気が出ると思いますし、帰りに見たら癒されると思います!」

渡辺「ぜひハンカチ片手に、電車で見てください!」(ザテレビジョン

(写真左から)大友花恋、結木滉星、飯豊まりえ、佐野勇斗、渡辺佑太朗