パリ・サンジェルマンの会長を務めるナセル・アル・ケライフィ氏に黒い疑惑が浮上した。

イギリスBBC』やによると、スイスの検察当局が20日、20182030年にかけたワールドカップ(W杯)とコンフェデレーションズカップの各大会放映権を巡る不正により、元国際サッカー連盟(FIFA)事務総長のジェローム・バルク氏、アル・ケライフィ氏、そして、第三者のビジネスマンを起訴したという。

ケライフィ氏に対しては、バルク氏の不当な財務管理を扇動した疑いと、イタリアの別荘を賄賂として無料で貸し出した疑い。贈収賄や刑事上の不当な複数の財務管理および文書の改ざん容疑がかけられるバルク氏の不正行為に匿名の第三者とともに加担したものとみられる。

そのケライフィ氏はスイス検察当局の発表を受け、公式声明で潔白を主張。なお、起訴はPSG会長としてや、欧州サッカー連盟(UEFA)の執行委員としてのものでないため、それらの立場としての今後の活動に影響ない模様だ。

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