20日に行われたヨーロッパリーグ・決勝トーナメント1回戦ヘタフェ対アヤックス戦(2-0)における、アヤックスオランダ代表FWライアンバベルの行動が話題となっている。20日、イギリスメディア『BTスポーツ』が伝えた。

 話題となっているのは同試合の54分、バベルがヘタフェのDFアラン・ニョムとボールを奪い合って交錯したシーンだ。ヘタフェのアドバンテージが取られていたが、ニョムが足を押さえながら地面にうずくまるのを見た主審は試合を中断し、バベルイエローカードを提示した。すると、バベルはカードを見た瞬間に自ら倒れ込み、芝生の上で2回転。さらに、立ち上がったニョムに近付くと、足を気にして歩く同選手の真似をしながら抗議した。

 バベルは試合後のインタビューで行動について、「その瞬間に熱くなったがゆえの行動だよ。あいつ(ニョム)はマジで迷惑な野郎だ。ヘタフェのアクションには感心しなかったね。来週のホーム(でのセカンドレグ)では、今日とは違う審判の下で、僕たちはマシなプレーをするはずさ」と説明。ニョムはオーバーリアクションだったと主張した。

試合中に交錯した場面が話題を呼ぶバベルとニョム [写真]=Getty Images