内装も凝っています。

阪神電鉄は2020年2月21日(金)、兵庫県西宮市内を走る武庫川線の車両を置き換え、5月末から同線で新デザインの車両を運行すると発表しました。

車両は、本線などで各駅停車として使われてきた5500系電車を武庫川線用に改造します。阪神電鉄によると、武庫川線阪神甲子園球場鳴尾浜球場が近接していることから、いずれの編成もデザインは「野球」をテーマにするとのこと。また、前面と側面に「武庫川」の文字を路線図風にアレンジしたシンボルマークを配置します。

今回は「阪神タイガース」と「阪神甲子園球場」をテーマにデザインした2編成が完成しました。

阪神タイガース」がテーマの「タイガース号」は、外観を球団カラーの黄と黒とし、内装はユニフォームをイメージ。さらに阪神タイガースのマークを車内外の随所に配置しています。

阪神甲子園球場」がテーマの「甲子園号」は、外観を、球場のツタ、芝、白線をイメージさせる緑と白でデザイン。車内は、床面が球場の土やマウンドなど、側面が球場外壁のレンガをイメージしたデザインです。

なお、残りの編成のテーマや、武庫川線での運転開始日などについては、後日告知されます。

武庫川線用の5500系「タイガース号」(画像:阪神電鉄)。