リヨンユベントスに所属するフランス代表MFブレーズ・マテュイディ(32)の獲得を熱望しているようだ。ジャン=ミシェル・オラス会長がイタリア『トゥットスポルト』で語った。

リヨンは26日、チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16でユベントスと対戦する。この一戦に先駆けて、ユベントスお膝元の『トゥットスポルト』のロングインタビューに応じたオラス会長は、その対戦相手に在籍するフランス代表への関心を公言した。

「(昨夏に獲得に動いたか?)イエスだ。ただ、うまくいかなかった。我々は6月にもう一度話をすることになると思う」

「マテュイディは我々にとって完璧なプレーヤーだ。戦術理解度の高さに加え、世界王者としての豊富な経験を有している」

また、同会長はユベントスに在籍するもう1人のフランスプレーヤーであるMFアドリアン・ラビオの獲得にも動いていたことを認めている。

「彼(ラビオ)は60パーセントのポテンシャルしか発揮できていない。シーズン序盤はほとんどプレーしていなかったから、ユーベに対して1月からの6カ月ローンを打診した。だが、そのぐらいの時期から彼はプレータイムとパフォーマンスの向上を見せた」

なお、マテュイディとユベントスの現行契約は今シーズン終了までとなっており、一時は契約延長に向けた話し合いが行われているとの報道も出ていた。しかし、そこから話は進展しておらず、今夏のリヨン行きの可能性は十分にありそうだ。

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