現在、イギリスは暴風雨「デニス(Dennis)」の直撃を受け、激しい嵐に見舞われているが、少し前には「キアラ(Ciara)」という暴風雨がイギリスで猛威を振るっていた。
そのキアラが通り過ぎた後、スコットランド東部の海岸に奇妙な骨が打ち上げられているのが目撃され、Facebookでシェアされると多くの反響を呼んだ。
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スコットランド東部の海岸に謎の骨
暴風雨キアラが最大瞬間風速90メートルで通り過ぎたスコットランド、アバディーンシャー州東部の海岸に、なんとも奇妙な巨大な骨?腐った死骸の断片?が打ち上げられた。
写真は、最初2月9日にFacebookのアバディーン・コミュニティグループでシェアされると地元住民をおおいに困惑させ、次にFubar Newsのアカウントで投稿されると、このミステリアスな残骸の正体について多くのユーザーらから思い思いのコメントが寄せられた。
一部では「これって、ネス湖のネッシーの骨じゃないの?」とコメントするユーザーもいたようだ。
・私は、ネス湖のネッシーの骨だと思う。
→・ネッシーは海水に対応できないでしょ。だから違うわよ。・わかった!ものすごーく深海にいる「ハギス」だ。(*ハギスとは羊の内臓を羊の胃袋に詰めて茹でたスコットランドの伝統料理)
・じゃあ、みんなと同じように私もバカバカしいのをわかってて言うけど、ソルトウォーター・クロコダイルか、巨大なタコの触手じゃない?
・2本の角のようなものがあるからオナガザメじゃないか?
何らかのクジラの骨の可能性?
ミステリアスな骨の残骸についてSNSで盛り上がる一方で、アバディーン大学海洋生物学者のデイヴィッド・ルソー教授も、困惑を隠せないようだ。
この写真だけでは、何らかのクジラの骨という以外は判断ができません。この生物が何であるかを解明するには、前方の先端の写真やもっと情報が必要です。
スコットランドのハイランドにあるネス湖は、世界中でも知られるようにUMAネッシーで有名だ。
ネス湖マニアがピークに達した1983年以降でも、「ネッシー」目撃談は寄せられており、去年は18件のネッシー目撃疑惑が報じられた。
ネッシーファンにとっては、このミステリアスな骨とネッシーを関連付けることは更なる興奮に繋がるのだろう。
しかし、謎の骨が発見されたビーチは、ネス湖から160kmほどの距離にあることからも、その可能性は限りなく低い。
なお、現時点でもこの骨が何であるかは明らかになっていないそうだが、海岸打ち上げ物処理班のお友達の意見を聞きたいな。
References:The Scottish Sunなど / written by Scarlet / edited by parumo
全文をカラパイアで読む:http://karapaia.com/archives/52288076.html
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