歌手の浜崎あゆみが20日、埼玉・三郷市文化会館で、全国ツアーの初日公演を行ったことを、各スポーツ紙が報じた。

 浜崎は昨年11月に極秘出産。子供の父親とは結婚せず、同年末のカウントダウンライブで仕事復帰。今年1月2日に出産を公表後、公の場はこの日が初めてとなり、コメントが注目された。

 各紙によると、1300人の「あゆ」コールで迎えられると、「行くぞ、埼玉!」と煽り、代表曲「independent」など24曲を披露。白いドレスでバラードを歌う際には、感極まったのか涙声になる場面もあったという。

 ステージでは出産について触れず、事務所を通じてコメントを発表したのみ。ツアーは2018年10月にスタートした3部作ツアーの最終章で、8月15日、16日の沖縄コンベンションセンター劇場まで、28都市全38公演で計8万人の動員予定。

 「かつては最低でもアリーナクラスの会場でしかやらなかったが、今回のツアーは大きい箱でも5000人クラス。にもかかわらず、チケットの価格は強気の9800円(税込み)。それもあってか、集客はかなり苦戦しているようだ」(音楽業界関係者)

 浜崎はツアー前にインスタグラムのストーリーズを更新。「終わりの始まりはいつもちょっと寂しくて、でもすがすがしい」などと思いをつづっていた。また、18日の投稿でも、ハッシュタグで「これが本当のファイナル」とつづった。
 それを受け、引退を示唆するものだと受け取ったファンもいたようで、ネット上では「あゆ引退するのかな。。きゃーやめて!」などの声が上がった。

 その一方で、「引退するなら引退するのはっきり言えばいいのに」、「本当の終わりって言っておけばコンサートチケット結構売れるって思っているのかな?」など厳しい声も浴びせられた。

 浜崎はどういう意図でつづったのか、改めて説明した方が良さそうだ。

浜崎あゆみ