イギリスデイリーメール』が「ネイマールが6年ぶりにリオのカーニバルを欠席する」として、同選手と母国で開催される世界最大の祭りの奇妙な縁を紹介している。

毎年イースターに先駆けて2月から3月初めの週末に行われるリオのカーニバル。今年は2月21日に開幕し、月曜日までの4日間開催される。

欧州サッカーではこの時期から終盤戦に差し掛かるタイミング。当然、選手たちに参加する余裕などないのだが、ブラジル代表FWネイマールは不思議なことにここ5年は全て出席しているのだという。

そこで『デイリーメール』は同選手のここ5年間の経緯を調査。サントスからバルセロナに加入し2季目の2015年は、イエローカードの累積で丁度良く3月上旬に日程が空き、3季目の2016年も同様に累積警告で試合を欠場している。

バルセロナで最後のシーズンとなる2017年の同時期は筋肉系のトラブルに見舞われており、史上最高額でパリ・サンジェルマンに移籍した2018年は、3月頭に負った中足骨骨折でシーズン終了。そして、昨年のこの時期にも中足骨のケガを再発させ、長期離脱を余儀なくされていた。

ネイマールにとって幸か不幸か、出場停止と負傷により5年連続でリオのカーニバルに参加出来ていたというわけだ。だが今季はケガも累積警告もなく、23日に行われるリーグ・アン第26節のボルドー戦に出場予定。6年ぶりに母国の祭りを欠席することが決まっている。

只々当たり前のことだが、ネイマールほどの選手になればそれがニュースになってしまうのだから驚きだ。

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