MMD研究所は、スマートフォン(スマホ)を利用する18~69歳の男女2086人に対して2月17~18日の期間で「2020年2月スマートフォン端末に関する意識調査」を実施、その結果を2月20日に発表した。

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 スマートフォンの購入で価格以外に重視している項目を複数回答で聞いたところ、「バッテリー持ち」が49.3%と最も多く、次いで「メーカー(ブランド)」で46.7%、「画面のサイズ」が40.7%となった。

 年代別に見てみると、10代と30~50代が「バッテリー持ち」、20代が「メーカー(ブランド)」、60代が「画面のサイズ」が最も多い結果となった。特に、「画面のサイズ」は年代が上がるにつれて数値が高くなり、10代で20.5%だが、60代で52.5%と、2倍以上の差があった。

 スマホに求めるサイズについて聞いたところ、「片手に収まる小型サイズが良い」が31.1%と最も多く、「大画面サイズが良い」が27.7%、「スリムで縦長の大画面が良い」が22.0%となった。また、「特に意識していない」は19.3%となった。

 外出時にスマホをどこに入れているか聞いたところ、男性は「ズボンの脇ポケット」が10~40代で最も多く、50代で「カバンの中」と「上着やシャツの胸ポケット」、60代で「上着やシャツの胸ポケット」が最も多かった。女性は、全ての年代で「カバンの中」が最も多く、40代で76.1%、50代と60代で88%を超える結果となった。

 なお、フィーチャーフォンガラケー)のような折りたたみスマートフォンの利用意向について聞いてみたところ、「使ってみたい(18.3%)」「やや使ってみたい(31.4%)」と利用意向が49.6%となり、約半数が興味を持っていることが分かった。

MMD研究所の「2020年2月スマートフォン端末に関する意識調査」