『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の『鬼滅の刃』では、仇敵・鬼舞辻無惨との壮絶なバトルが展開中。そのさなかに“日の呼吸”にまつわる秘密が明かされ、タイトルロゴが伏線だったのではないかと議論を巻き起こしています。
仇敵・鬼舞辻無惨との壮絶なバトルが佳境を迎えている漫画『鬼滅の刃』。ついに“日の呼吸”の秘密が明らかになったことで、「タイトルロゴが伏線だったのではないか」とファンをザワつかせているようです……。
※一部ネタバレがあります。未読の方はご注意を!
時は大正。二人の兄妹が手を取り合い紡いでゆく、鬼と人との哀しく儚い物語。「週刊少年ジャンプ」で連載中『鬼滅の刃』公式サイト
ロゴの“円環”には意味があった!?
ファンの注目を集めたエピソードは、第192話の「廻(めぐ)る縁(えにし)」。
意識を取り戻した主人公・竈門炭治郎は、先祖の記憶をたどる中で出会った“始まりの呼吸の剣士”縁壱の姿を思い返していました。
先祖の視点を通して炭治郎が見たのは、縁壱が見せるあまりにも美しい日の呼吸の型。炭治郎は心の中で、「貴方が見せてくれた日の呼吸で俺は戦うことができます」とつぶやきます。
縁壱が見せた型は12個。しかし技の中には「円舞」「炎舞」と“同じ音”の技名があり、炭治郎は父親が残した「正しい呼吸ができれば炭治郎もずっと舞える」という言葉とともに気がかりとなっていました。
辿りついた答えは、12の型は“繰り返すこと”で円環を成して13個目の型になるというもの。円舞と炎舞で全てつながると確信した炭治郎は、再び無惨に立ち向かったのです。
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「円環を成す」という日の呼吸の秘密に読者は騒然。
なぜなら『鬼滅の刃』はタイトルロゴに円環が描かれており、ネット上には「最初から日の呼吸の秘密が表されていたということ?」「円環の中に『鬼』の字がちょうどあるから、鬼=無惨を斬るには円環を成す必要があるという暗示だったのかも」といった考察が相次ぎました。
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また「円舞」と「炎舞」の表記について、“誤植”だと勘違いしていた読者も多かった様子。
「円舞そのものが伏線になっていたなんて全然気づかなかったわ…」「ただの誤植だと思ってたのに繋がりが分かった瞬間鳥肌が立った」などのコメントが寄せられたほか、“ワニ先生”こと作者・吾峠呼世晴さんの見事な伏線回収に称賛の声が寄せられています。
大迫力の剣戟だけではない『鬼滅の刃』の魅力。次はどのような驚きが読者を待っているのでしょうか。
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