19日にトッテナムとのチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグでトッテナムと対戦したRBライプツィヒだが、その試合中にあるトラブルが発生していた。イギリス『サン』が伝えている。

ライプツィヒをスポンサードする「レッドブル」のロゴは黄金の太陽を背景に頭をぶつけ合う2頭の赤い雄牛が特徴だ。

しかし、この試合でFWティモ・ヴェルナー、MFクリストファー・エンクンク、DFルーカス・クロステルマンの3選手のみ、ロゴが白黒のモノトーン仕様になっているユニフォームを着用していた。

後半にはその3名も他の選手と同じユニフォームを着用してプレーしたが、ライプツィヒを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督は試合後の記者会見で事の次第を語った。

「ホテルからの道中、他の箱に入っていたユニフォームを紛失し、全員分揃っていなかった。バスにもなかったため、少し焦ってしまったよ。2ndレグのユニフォームは分けてあるから、正しいユニフォームで試合に臨むよ」

ナーゲルスマン監督の異例の弁明が入った今回の一件だが、『サン』はこのトラブルが確信的だった可能性があると伝えている。

UEFAの規則では書体や色の制限はないため、その抜け穴を利用し、異なる色のスポンサーロゴが入ったユニフォームを着用することで話題性を生むことを選択したとしている。

ともあれ、試合はライプツィヒが1-0で勝利。アウェーで貴重な勝ち点3を獲得している。準々決勝進出を占う2ndレグは3月10日(火)に行われる。

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