明治安田生命J1リーグ第1節が22日に行われ、柏レイソル北海道コンサドーレ札幌に4-2で勝利した。試合後、柏のMF江坂任がインタビューに答えている。

 札幌戦の江坂は、柏の攻撃を力強く牽引していた。13分にはFWオルンガからパスを受けると、ペナルティエリア手前からドリブルを開始。左にスライドしていくと、左足でファーポストに向けてシュートを放ち、先制点を奪った。58分には、FWクリスティアーノからの絶妙なパスから、決定的な3点目をマークしている。

 試合後のインタビューに応じた江坂は「チャンスが何回かあったので。その中で自分のワンチャンスを決められた。前半のうちでしたし、先制点だったので、チームとしても落ち着けたんじゃないですかね」と1点目の場面を振り返った。自身の2得点目に関しては、「守備がうまくハマって、カウンターでミカとクリスティアーノ)と3人で崩せたので。良いカウンターが出たかなと思います」と満足感を示した。

 柏は昨シーズン、圧倒的な攻撃力でJ2を制して、今季2年ぶりにJ1の舞台に帰ってきた。J1でプレーできる喜びについて尋ねられると、江坂は「去年は良いシーズンを過ごせたので、それをどれだけJ1でできるのか。ワクワクのほうが大きかったです」と大きな期待感を持っていることを明かした。

 開幕戦を勝利で飾った柏。しかし、江坂はあくまで浮かれることなく、しっかりと足元を見つめている。

「どの試合も難しくなると思うので、まずはチーム全体の守備からだと思います。その中で強烈な外国籍選手もいますし、自分たちの特徴をゲームの中で出せればいいですね」

札幌戦で2得点を挙げる活躍を見せた、柏の江坂任 [写真]=J.LEAGUE