マンチェスター・ユナイテッドに朗報が届いた。オーレ・グンナー・スールシャール監督がワトフォード戦でのMFスコット・マクトミネイのメンバー入りを明言した。クラブ公式サイトが伝えている。

マクトミネイは昨年12月26日に行われたプレミアリーグ第19節のニューカッスル戦でヒザのじん帯を損傷。その後、スールシャール監督は年明けに同選手の離脱期間が2カ月に及ぶことを明かしていた。

しかし、予想以上の回復を見せたスコットランド代表MFは先日のウィンターブレーク期間中のスペインキャンプで本格的に練習復帰。一部で復帰の可能性が伝えられたヨーロッパリーグ(EL)のクラブ・ブルージュ戦での戦列復帰は見送られたが、23日に行われるプレミアリーグ第27節のワトフォード戦でメンバー入りを果たすようだ。

クラブ・ブルージュ戦後に公式会見に出席したスールシャール監督は最新のチームニュースを明かし、「メンバー入りは可能」とマクトミネイのメンバー入りを明言した。

「(ワトフォード戦で)メンバー入りはできるだろう。今日の試合は休ませたので、明日の様子を見たい」

「(回復の早さについて)驚きはないよ。彼はそういうタイプのプレーヤーだ」

「彼はフィジカル勝負に強く、リーダーシップもある。タックルも恐れず、相手のマークを引き付ける。マティッチやフレッジと中盤を締める。あるいはかきまわす役割をこなしてくれるだろう」

また、ノルウェー指揮官は直近2試合で途中出場し、徐々にコンディションを上げているFWオディオン・イガロについても言及。古巣対戦でのゴールに期待を寄せている。

「古巣相手にゴールを決めたプレーヤーは『古巣との対戦だと燃える』と、よく言っている。イガロの出場時間は徐々に増えている。しかし、(先発起用は)グリーンウッドとマルシャルの状況にもよる」

なお、前回対戦で完敗したワトフォード戦に向けてはFWマーカス・ラッシュフォードとMFポール・ポグバ、DFティモシー・フォス=メンサーの3選手が引き続き欠場となる。また、体調不良でクラブ・ブルージュ戦を回避したFWメイソン・グリーンウッドも試合当日まで状態がチェックされる予定だ。

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