ボローニャは22日、セリエA第25節でウディネーゼをホームに迎え、1-1で引き分けた。ボローニャのDF冨安健洋はフル出場している。

前節ジェノア戦では最終的に9人となって完敗し連勝が3で止まった9位ボローニャ(勝ち点33)は、富安が引き続き右サイドバックで先発となった。

ここ5試合勝ちのない15位ウディネーゼ(勝ち点26)に対し、2トップにパラシオとオルソリーニを据えるフラットな[4-4-2]で臨んだボローニャが立ち上がりから押し込む展開とするも、シュートに持ち込むには至らない。

すると25分にデ・パウルにミドルシュートで牽制されると、33分に失点した。右サイドからのデ・パウルのFKをオカカに頭で合わせられた。失点後も攻撃の形をなかなか作れなかったボローニャは前半を1点ビハインドのまま終えた。

迎えた後半、53分にオルソリーニがボレーシュートでGKを強襲したボローニャが前がかる中、63分にはパラシがミドルシュートを放った。

しかし、自陣で守備を固めるウディネーゼを崩しきれずにいると、そのまま試合は終盤へ。それでも敗色濃厚となった中、ボローニャは追加タイム2分に追いついた、ボックス手前右の冨安のフィードが混戦を生み、最後はパラシオが押し込んだ。

このまま1-1で終了。冨安が土壇場同点弾に絡んだボローニャが引き分けに持ち込み、連敗を回避している。

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