伝説のバンド「クイーン」のギタリスト、ブライアン・メイカーリーな長髪を彷彿させる「イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル」の3歳のオス犬がSNSで人気急上昇している。『New York Post』『ABC14News』などが伝えた。

英南西部グロスタシャー在住のレベッカ・マンデイさん(Rebecca Munday、21)は大の犬好きで、アニマルシェルターで犬を世話するプロとして働いている。自宅では3歳のイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの‟フィンリー(Finley)”を飼っているが、そのフィンリーのソフトなロン毛や凛々しいルックスが「まるでロックスターのようだ」と世界中から注目を浴びているのだ。

イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルはもともと垂れた長い耳が特徴の犬だが、フィンリーは一度見たら忘れられない“スター性”を持ち合わせており、レベッカさんが散歩に行くと必ずと言ってよいほど声をかけられるそうだ。

レベッカさんは「フィンリーを見て『ロックスターのようだわ』とか『立派な犬ね』とか言ってくる人がたくさんいるの。それにフィンリーは人懐っこいし、注目を浴びるのが大好きなのよ」と語っており、よく比べられるのが、「クイーン」のギタリスト、ブライアン・メイや、シンガーソングライターのジョン・レノンで、ロック・バンド「レッド・ツェッペリン」のフロントマン、ロバート・プラントに似ていると言われることもあるという。

フィンリーのルックスに変化が現れたのは生後6か月の頃で、頭頂部にニワトリのトサカのようなヘアーが生え始めたそうだ。その後、モヒカン刈りにでもしたかのように毛が伸び始め、3歳にしてロックスターの貫録を漂わせる“スター”となった。

フィンリーのInstagramは現在フォロワー数が1万3千件を超えており、「目がたまらない」「ゴージャス」「セクシーでもあるわ」「ハンサムね」「ヘアがラブリー」などのコメントが並んでいる。フォロワー数は日々増えているようで、そんなフィンリーについてレベッカさんは次のように明かしている。

「フィンリーが小さい頃はマメにトリミングをしていたのですが、自然のままのほうがずっと個性的だということに気付いたのです。もちろん6週間に一度はグルーミングをするし毎日ブラッシングもしますが、ロングヘアーになればなるほどInstagramのフォロワーが増えていきました。」

「フィンリーがInstagramで使っている犬用おもちゃや首輪、綱、ベッドなどは、会社の製品のプロモーションとしてビジネスオーナーから寄付されたものです。プロモーションが終了すると、これらの商品は私が働くアニマルシェルターで使用しています。フィンリーはたくさんの人に注目され、愛されているんですよ。」

フィンリーを通して人との繋がりもぐんと広がったというレベッカさん。実は婚約者のオーリー・ブレイシーさん(Ollie Bracey、22)と出会ったきっかけもフィンリーだったそうで、「フィンリーに感謝しなくてはいけないことがたくさんあるの。フィンリーと一緒にいることができて、私はとてもラッキーだと思うわ」と嬉しそうに語った。

しかしフィンリーにも弱みがあるそうで、レベッカさんはその秘密をそっと明かしてくれた。

イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの血が騒ぐんでしょうね。水や泥の近くに行くと、大興奮しちゃうみたいなの。そうなるともう汚くなってしまってね…。全くお手上げなのよ。」

画像は『Finn, creator of hair envy 2020年1月8日付Instagram「I’m handsome and I know it」、2019年11月17日付Instagram「Our local canal walk has definitely become one of your favourites!」、2019年11月15日付Instagram「Aww what a gorgeous smile!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

海外セレブ・芸能のオンリーワンニュースならテックインサイト