タレントの東野幸治(52歳)が2月23日、YouTube公式チャンネル「東野幸治の幻ラジオ」を開設した。同チャンネルはその名の通り、音声だけのラジオスタイルで更新していくという。目標は週2回更新、とのこと。

東野は1本目の動画「【第1回】東野幸治がYouTubeを始めたいくつかの理由」で、なぜYouTubeを始めたのかを説明。以前からYouTubeはやりたいと思っていたものの、スケジュール的な問題でなかなかタイミングが見つけられずにいたそうだが、「4月から名古屋のローカル番組とTBSの関東ローカルの深夜番組が2本終わるので、スケジュール的にも空きができたので、ここしかないと思ってYouTubeを始めました」と語る。

ただ、「今年1月くらいからやろうと思ってたんですけど、まさか雨上がりの宮迫がYouTubeをやるとは本当に思ってなかった。あとエガちゃんがYouTubeをやるとは」全く思っていなかったそうで、「ド派手な2人がやってるのに、本当になぜ音声配信なのか、恥ずかしい限りです(笑)」と、なにかと話題の宮迫博之江頭2:50のYouTubeにも触れた。

また、東野は若い頃、まだラジオのレギュラーしかないときに、ラジオ番組に出まくっていた反動でいつしか「ラジオなんてやりたくない!」と思うに至り、テレビの世界へ向かうことになったそうだが、「ここ5年くらいは(吉本の関係者やマネージャーに)ラジオしたいねん、ラジオしたいねんと言っていた」という。

そうした中、今年4月からラジオ番組をやる話が決まりかけ、東野も「楽しみにしていた」というが、スポンサーが見つからず、話が流れる事態に。「こんだけ一所懸命テレビで頑張ってきた私が、ラジオ番組、30分でも15分でもいいんです、スポンサーが見つからないという理由でなくなりました。だったら、YouTubeでラジオやろう、ということで、幻ラジオというタイトルで始めました」と、今回、「東野幸治の幻ラジオ」というチャンネル名でスタートすることにしたそうだ。

ちなみに、制作には吉本興業のスタッフは一切関与しておらず、「娘(26歳)がマイクを買ってくれて、スマートフォンにつけて喋ってる」「この音声を娘に送って、娘がYouTubeとして配信してくれる」という制作体制とのこと。手作り感満載なのは、東野がアニメ「映像研には手を出すな!」にハマっているからだという。

そして最後に、「全然登録者数が伸びず、何も動きがなかったら急に動画にするかもしれません」「人気のある芸能人とか呼んで登録者数増やすかもわかりませんし、YouTubeの人気企画、さんざんYouTuberがこすり倒した企画、もしかしたらやるかもわかりません」「もしかしたらヒカルさんと共演して『最高月収いくらっすか?』とかゲスい質問にヘラヘラして答えてるかもしれません」「ヒカルに対抗して“ヒガシ”って言ってたら本当にごめんなさい」などと語り、チャンネル登録を呼びかけた。

なお、第2回の「東野幸治の幻ラジオ」は「佐久間さんのラジオに出るんじゃなかった」という内容だと予告している。