スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(38)が来季もミランプレーするか否かは、まずチームの今季にかかっている模様だ。イタリアスカイ』が報じた。

契約満了となる昨年末のタイミングでロサンゼルスギャラクシーを去ったイブラヒモビッチは今年1月、約7年半ぶりにミラン復帰。それ以降、チームが消化したセリエA8試合で4勝3分け1敗の戦績が物語るとおり、ここまで公式戦9試合3得点1アシストを記録する年齢を感じさせないプレーと別格の存在感で多大なる影響力を発揮している。

しかし、そのイブラヒモビッチミランの契約期間は1年間の延長オプションが付随した今季終了までしかなく、今後の動向に注目が集まっている。そうしたなか、ミランテクニカルディレクターを務める元イタリア代表DFのパオロ・マルディーニ氏が復帰2カ月ほどで主軸を担うスウェーデンストライカーの将来についてこう言及した。

イブラとの契約は6カ月だ。そのなかにチームがチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した場合、自動で更新される条項が設定してある」

「それが叶わなくても、我々全員で彼との席につくのがごく自然な成り行きだ。イブラとは常に個人的な話し合いをしている。それはいつだってオープンな対話が必要になってくる」

「そうじゃなかったら、彼はここに戻って来なかっただろう」

なお、“イブラ復帰効果”もあり、復調傾向のミランは現在、セリエA10勝6分け9敗の7位に位置。残り13試合の現時点で来季CL出場圏内の4位アタランタとは9ポイントの開きがある。

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