なぜむくみが起きるの?

むくみとは、血流やリンパの流れが悪くなることで引き起こされる状態です。重だるい感じや、靴下の跡がついてなかなか戻らないなどの症状が起きることもあります。本来は全身を巡る血液やリンパが、体内の老廃物や余分な水分を細胞から引き受けてくれるはず。でも、それらの流れが滞ってしまうと細胞にたまったままになってしまうのです。その結果、だるさやむくみを引き起こす原因となります。

運動不足に気をつけて

デスクワークなどで同じ姿勢を取り続けていると、血行不良になりがち。足は重力で上に血液が戻ってくるのが難しい部分のため、座ったままだとどうしてもむくみやすくなってしまいます。筋肉を使うことで、ポンプのように血液を上に送り戻してくれる「筋ポンプ作用」が働きますが、じっと動かずにいるままではそれが働かなくなってしまいます。こまめに動いたり、歩いたりして下半身の筋肉を使ってあげることが大切です。

むくみ解消にはこれ!

足のむくみを解消するために、こまめに動き、筋肉をしっかり動かし、血流を改善することが大切。この三つの方法をぜひ試してみてくださいね!

01
デスクワークの合間に足首の運動

座った状態でもできる簡単な運動。ふくらはぎの筋肉を使ってポンプ作用で血流改善を目指します。

イスに座った姿勢から片脚を前に軽く伸ばす。
つま先をピンと伸ばし、ふくらはぎの筋肉を使う意識をする。
カカトを前に突き出すようにして、ふくらはぎの筋肉を伸ばす意識をする。
ゆっくりと何回か繰り返す。
反対の脚も同様に行う。

02
歩く習慣をつける

毎日駅やオフィスまでしか歩かない、なんて人も多くいるのではないでしょうか。普段から運動の習慣をつけるのはハードルが高いかもしれませんね。そんな時は、歩く距離を少し長くしてみましょう。ひと駅分歩く、ウォーキングをする、など積極的に下半身を動かすようにすることで、筋肉を動かし血行促進だけでなく、筋肉量も増えることでむくみにくい体をつくることができますよ。

03
お風呂に入る

毎日温かいお風呂に入って血流を改善しましょう。入っている時にふくらはぎを優しくさするようにマッサージするのもおすすめです。足首からひざの裏にかけてさすりあげるようにしてみましょう。強くやりすぎないように注意!

毎日の習慣で、むくみのないスッキリした足を手に入れましょう!

ライター:櫻井麻美(さくらあさみ
大学在学中に世界一周をし、卒業後は日本各地に住み込みで働きながら生活を送る。既存の価値観の中で生き方を考えることに違和感を覚え、自分はどうやって生きるのか?何をして生きるのか?について考えはじめ、ヨーガにたどり着く。現在はたくさんの人が幸せでいられるためのヨーガを伝える活動をしている。

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