ホームで苦戦もマネが決勝弾、リーグ無敗記録も「44」に伸ばす

 リバプールは現地時間24日、プレミアリーグ第27節でウェストハムと対戦し、苦しみながらも3-2と逆転勝利した。これで2017-18シーズンにマンチェスター・シティが記録したプレミア最多18連勝に並び、リーグ無敗記録も「44」に伸ばしている。日本代表MF南野拓実はベンチ入りしたものの、出番なしに終わった。

 18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1戦アトレティコ・マドリード戦を0-1で落としたリバプールは、中5日でウェストハムをホームに迎え撃った。前半9分にオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが右サイドからのクロスを頭で叩き込み、幸先良く先制する。しかし、そこから思わぬ苦戦を強いられる。

 前半12分にCKから同点弾を許すと、後半9分にはウェストハムに華麗なパスワークから勝ち越しゴールを奪われてしまう。その後、猛攻を仕掛けるリバプールだが、なかなかゴールをこじ開けられず、2017年4月のクリスタル・パレス戦以来アンフィールドで無敗を続けていたチームに不穏な空気が流れ始めた。

 しかし、終盤に“無敗”リバプールが底力を見せつける。1-2で迎えた後半23分、エジプト代表FWモハメド・サラーが相手GKのミスを誘って同点弾を奪うと、エンジンの入ったリバプールは同36分にセネガル代表FWサディオ・マネが勝ち越しゴールを決めて試合をひっくり返すことに成功した。

 後半42分には決定的なピンチを迎えるも、ブラジル代表GKアリソンが冷静な対応でスーパーセーブを見せ、このまま3-2で打ち合いを制した。南野はリーグ戦で2試合ぶりにベンチ入りを果たしたものの、出場機会は訪れなかった。

 この日の勝利により、リバプールは2017-18シーズンにマンチェスター・シティが記録したリーグ18連勝に並び、プレミア最多連勝記録タイとなった。またリーグ無敗記録も「44」に伸ばし、首位を独走している。(Football ZONE web編集部)

決勝点を決めたFWマネ【写真:Getty Images】