コジマプロダクションは、2月24日(月)に英語版サイトを更新し、アメリカ・サンフランシスコ3月16日(月)から4日間開催される「Game Developers Conference 2020」(GDC、ゲーム開発者会議)への参加を取りやめる方針を発表した。

(画像はコジマプロダクション公式サイトより)

 本発表にともない、小島秀夫氏によるデス・ストランディングのデザイン哲学について語るセッションや、同社のAIプログラマーであるエリックジョンソン氏のセッションは中止となり、GDC公式サイトのスケジュールからも抹消された。参加を見送る理由については「新型コロナウィルスへの懸念が高まっているため、参加を取りやめる難しい決断を下しました」と説明している。

 新型コロナウィルスについては先日、ソニー・インタラクティブエンタテインメントSIE)とフェイスブックがGDCへの出展中止を発表しており、感染拡大のリスクに対する懸念はより一層強まっている。

 また、SIEはアメリカ・ボストン2月27日より開催予定の「Penny Arcade Expo East」(PAX)に対しても出展中止を発表。ボストン市長のマーティ・ウォルシュ氏はSIEに対して、出展を再検討するよう要請したことが地元のテレビ局などによって報じられている。

ライター/ヨシムネ

ライター
ヨシムネ
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。