新型コロナウイルスCOVID-19)の感染拡大を受け、3月8日に行われる「名古屋ウィメンズマラソン」を一般参加者抜きで開催すると20日、大会事務局が発表した。お笑いコンビ・たんぽぽの川村エミコはこの大会を目指し、昨年9月からトレーニングを重ねてきたが「残念ですが、この状況では仕方ないです」とブログに綴り、関係者への感謝を伝えている。

川村エミコは昨年9月1日の『オフィシャルブログ「川村エミコのカエルが寄ってきます…。」』で、「今年 40歳!! フルマラソンに挑戦します!!」と宣言。マラソンと名の付くものは中学生時代以来で、運動らしい運動はしていないものの2020年3月の「名古屋ウィメンズマラソン」を目指し、少しずつ走る距離を伸ばしていきたいと述べていた。だが本格的なランニングを始める前に体重を落とすことと体幹を鍛えることを命じられ、まずはジムに通うこととなった。この頃は走る前の前くらいの段階だったという。

そして30分のウォーキングから始まり、9月末には皇居の周りを「3キロ走り、500メートル歩き、残り1.5キロを走り」と初めて3キロ連続で走ることに成功した。12月27日の報告によると、箱根で「山の神」と呼ばれた青学OBのプロランナー・神野大地選手に指導を仰ぎ、初めて10キロを走ることができたという。年が明けた1月26日には「小牧シティマラソン」10キロの部に出場し、タイムはギリギリだったが見事完走した川村は大喜びだった。この時点で「名古屋ウィメンズマラソンまで残り42日。焦らず少しずつ少しずつですが、頑張りたいと思います」とブログでやる気満々だったのだが、およそ1か月後に残念な知らせが彼女のもとに届く。

マラソン自分との戦いだけど、一緒に走ってくれるみんながいたから走ることが出来ました」、「ポジティブな声を掛けてくださったので、走る事が出来ました」と自分と一緒にトレーニングをしてくれた仲間たちや指導者に向け、感謝の気持ちをブログに綴っている。

24日のブログには、「運動は続けております」とスポーツジャーナリスト・増田明美さんとの2ショットが公開されている。一緒に皇居を走ったそうで「とてもとても丁寧に、走り方や走るポイントを教えてくださいました」と感激した様子だ。マラソンを始めて7か月、走る楽しさを覚えた川村エミコは「名古屋ウィメンズマラソンは中止になってしまいましたが、もう少し…走り続けてみようかなぁ」と考え始めている。増田からアドバイスをもらい、走ることへの新たな興味も湧いてきたようだ。

画像は『川村 エミコ(たんぽぽ) 2020年2月24日付Instagram「本日、増田明美さんと走らせていただきました!」、2020年1月26日付Instagram「小牧シティマラソン大会!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび

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