バイエルンの最高経営責任者(CEO)を務めるカール・ハインツ・ルンメニゲ氏は、今季からクラブでプレーするブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの印象についてコメントした。24日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 今季バルセロナからのレンタル移籍でドイツ王者に加わったコウチーニョは、ここまでリーグ戦20試合に出場し6ゴールと、初挑戦のブンデスリーガでまずまずの結果を出している。しかしクラブCEOのルンメニゲ氏は、今年で28歳となるテクニシャンのパフォーマンスに納得しきれていないようだ。コウチーニョについて問われた同氏は、こうコメントした。

「コウチーニョはいくつかの試合で良いプレーを見せたと思うが、それ以外の試合では少し弱気な印象を受けた。大事な選手ではあるがね」

 バイエルンには、同選手を今季終了後にバルセロナから1億2000万ユーロ(約144億円)で買い取るオプション契約がある。25日にはチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦のチェルシー戦を控えるが、コウチーニョは重要な試合で活躍し、ルンメニゲ氏の心象を変えることはできるのだろうか。

バイエルンに所属するコウチーニョ [写真]=Getty Images