ハウスコム株式会社が、「QUOカード」の株主優待を「プレミアム優待倶楽部」のポイントに変更することを、2020年2月21日に発表した。

 ハウスコム株主優待は、これまで3月末と9月末時点の株主を対象に実施されており、従来の内容は「100株以上保有する株主に『QUOカード』(1000円分)を贈呈」というものだった。

 今後は、以下の3点が変更される。

(1)基準日が従来の「3月末」と「9月末」の年2回から、「3月末」の年1回に変更される。

(2)株主優待品が従来の「QUOカード」から「プレミアム優待倶楽部」のポイントに変更される。

(3)株主優待の対象となるのが、従来の「100株以上の株主」⇒「200株以上の株主」となる(200株未満は株主優待の対象外)。

プレミアム優待倶楽部」とは、付与されたポイントを食料品や電化製品、ギフト、旅行・体験など、専用サイトに用意された2000点以上の多彩な商品と交換できるシステム。ここ数年、株主優待として導入する企業が増加している。

 この株主優待の変更は、2020年3月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

ハウスコムの株主優待制度の変更前と変更後

(変更前)
基準日 保有株式数 株主優待内容
3月末・
9月末
100以上 QUOカード1000円(×年2回)
(変更後)
基準日 保有株式数 株主優待内容
3月末 200株以上
300未満
プレミアム優待倶楽部のポイント3000ポイント
※継続保有期間が2年以上だと、
もらえるポイントが1.1倍になる(以下同)
300以上
600株未満
プレミアム優待倶楽部のポイント5000ポイント
600株以上
1000未満
プレミアム優待倶楽部のポイント1万ポイント
1000以上 プレミアム優待倶楽部のポイント2万ポイント
備考 ポイントは、次年度へ繰り越すことができる(ポイントは最大2年間有効)。
ポイントを繰り越す場合、次回の権利確定日時点の株主名簿に
 同一の株主番号で記載されていることが条件になる。

ハウスコムの株主優待利回りは?

 ハウスコム2020年2月25日の株価(終値)は1432円なので、株主優待利回りを計算すると、以下のようになる(※変更前は年2回、株主優待を受け取ると仮定。変更後は、ポイントは1ポイント=1円として計算)。

【変更前】
100株保有の場合)
投資金額:100株×1432円=14万3200円
優待品:QUOカード2000円
優待利回り=2000円÷14万3200円×1001.39%

【変更後】
(200株保有の場合)
投資金額:200株×1432円=28万6400円
優待品:プレミアム優待倶楽部のポイント3000円相当
優待利回り=3000円÷28万6400円×1001.04%

300株保有の場合)
投資金額:300株×1432円=42万9600
優待品:プレミアム優待倶楽部のポイント5000円相当
優待利回り=5000円÷42万9600円×1001.16%

(600株保有の場合)
投資金額:600株×1432円=85万9200円
優待品:プレミアム優待倶楽部のポイント1万円相当
優待利回り=1万円÷85万9200円×1001.16%

1000株保有の場合)
投資金額:1000株×1432円=1432000円
優待品:プレミアム優待倶楽部のポイント2万円相当
優待利回り=2万円÷1432000円×1001.39%

 ハウスコム株主優待は、個人投資家に人気の「QUOカード」から、同じく個人投資家に人気が高い「プレミアム優待倶楽部」のポイントに変更された。株主優待を受けるための必要株数が200株以上になったが、保有株数が増えると利回りもアップしていくので、複数単元の長期保有を検討してもよさそうだ。なお、同社は配当利回りが2.51%あるので、200株保有時の配当+株主優待利回り=3.55%と高水準になる。
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 ハウスコムは賃貸仲介を主軸とする不動産会社。2020年3月期(通期)の連結業績予想は、売上高1303400万円、営業利益11億7100万円、経常利益14億400万円、当期純利益9億2400万円。2019年に東証1部に市場変更。新規出店による規模の拡大や店舗の競争力強化など、強気の戦略を展開中。

ハウスコム
業種 コード 市場 権利確定月
不動産業 3275 東証1部 3月末
株価(終値) 必要株数 最低投資金額 配当利回り
1432円 200株 28万6400円 2.51%
※株価などのデータ2020年2月25日時点。最新のデータは上のボタンクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。
ハウスコムは、不動産賃貸の仲介を主軸とする不動産会社。大東建託の子会社。