タレントで美容家のIKKOが、2月19日に放送された番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。そこで明かされた壮絶な過去に驚きの声が寄せられている。

 「30代でヘアメイクアーティストを目指して独立した彼は、『アトリエIKKO』を設立。ヘアメイクとして活動する中、和装ヘアメイクが女優の支持を得て“IKKO流・女優メイク”を確立。バラエティ番組やトークショーなどでも引っ張りダコとなります。やがて、韓国観光名誉広報大使も務め、40代の頃は韓国と日本を行き来しながら多忙な日々を送っていました。しかしあまりにもハードな日々が続き、過労で倒れてしまい1週間ほど入院。この入院によって30カ所近く回る日本のツアーをキャンセルすることになり、なんと1億5千万円のもの借金を背負ってしまったと告白しています」(芸能記者)

 しかも運の悪いことに、当時の社長は保険にも入っておらず、そのため借金はIKKOも払うハメに。IKKOは「社長とこんなことあったけど、私が頑張ってやればすぐに返せるから、これを絆にしようって言って、社長と半々で2年かけて返済したと告白している。

 そんなIKKOにネットでは「その漢気に、どんだけ~~!!」「凄い。責任感強いなぁ。敬服する」「じつに雄々しい方。努力に勝る天才なし」など驚きと称賛の声が寄せられた。

IKKOの人間性は、業界でも高く評価されています。毎回、番組の共演者はもちろんの事、コメンテーターや小さいコーナーに出ている人への差し入れも欠かさずに渡しています。品物は洗顔石鹸やリップクリームなどの美容品が多く、毛筆で書いた直筆の手紙まで添えられています」(女性誌記者)

 このことについてIKKOは、2017年1月に配信された「週刊女性PRIME」のインタビューに答え、「私は共演者と一緒に食事に行ったりとか、あまり必要以上にお付き合いをしないんです。でもそのかわり、感謝の気持ちを込めてきちんとご挨拶だけは礼儀を尽くしたいなと。意図的にやっているわけじゃなく、本当に気持ちなんですよね」と話している。

IKKOのことは、同じオネエタレントマツコも一目置いています。以前に出演した番組『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)では、『礼儀正しくて、優しい人』と語り『共演しても“この人には絶対に敵わない”と感じる』と話していました」(前出・女性誌記者)

 やはり若い頃の苦労が糧になっているのか。オネエのドンに、死角なし!?

(窪田史朗)

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