どうもあかりです。「百年の恋も冷める」という言葉がありますね。でも、「好き」って言葉が本当に一瞬で冷めるのって、たとえば彼女が実は自分のほかに3人彼女がいたとか、そういうかなりど派手な裏切りやガッカリくらいじゃないとなかなか起きません。
経験済みの人はわかると思いますが、実際問題、「ただ浮気された」くらいじゃ「百年の恋も冷める」とまではなかなかいかないんですよね。「やっぱりまだ好き」とか思ってしまいます。
でも要注意なのが、たしかに1回きりの裏切りやガッカリだとなかなか簡単には「百年の恋も冷める」とはいかなくても、小さなガッカリがたくさん積み重なると、チリツモ効果で「好き」の気持ちが少しずつ減っていってしまうというところ。
そこで今日は、男性陣から「彼女に対するちょっぴりのガッカリ」を集めてみましたので、「ひとつも当てはまらないようにしよう!」とまでは言いませんが、当てはまるものをひとつでも減らせるように頑張っていきましょう。


「彼女に対するちょっぴりのガッカリ」外見編


外見がいろいろちょっとずつテキトーになってる

「この前、付き合ったばかりの頃にふたりで撮った写真を見返して、『彼女ってこんなにかわい"かった"んだ』って思ってしまった。切なかった」(SE/25歳)
すっぴん&スウェットでデートに来るようになるとかなら、「百年の恋も冷める」になるかもしれませんが、さすがにそんな露骨なミスをする女性はいないでしょう。
しかし、「外見がいろいろちょっとずつテキトーになってる」と彼氏に思われていないかは、要注意です。
たとえば、・コンタクト面倒だから眼鏡で行くことが多い・見た目よりも楽さ重視でスカートよりズボンが増えた・メイクも「最低限」でいいと思うようになった・髪を巻くのも大変だからとりあえずしばったりしてるみたいなのが、ありがちで、しかも男性が気が付きやすい「ちょっぴりのガッカリ」です。

おうちデートでの服装、メイクがかわいくない
「おうちデートは楽だから好きだけど、正直、おうちデートでの彼女があんまりかわいくないのがなぁ……」(金融/27歳)
交際期間が長くなってくると、どうしてもおうちデートの頻度が増える。しかし、おうちデートは他人に見られないので、メイクや服装を手抜いてしまう。
これはおうちデートのジレンマです。「メインのデートになるのに、そこでの自分はあんまりかわいくない」というところが「ジレンマ」です。
私も女性のひとりとして「なんで女性だけ、家でもおしゃれしなくちゃいけないの!」と思う気持ちがないではありません。
しかし、事実「おうちデートは楽だけど、そこで彼女があんまりかわいくないのは残念」と思ってしまう男性が少なくない以上、そんな文句を言っていても仕方がありませんよね。
お外デートに負けないくらいガチのおしゃれをする必要はないけど、せめて「かわいいルームウェア」を調達した上で、「薄目だけどしっかりかわいいお化粧」を研究して、「おうちデートでのかわいい私」の勝ちパターンを確立しておくといいですよ。

スタイルがちょっとだけ、崩れてきた?
「やっぱりスタイルが悪くなるのはショック。近くに居ると、多少太ったとかでもどうしても気付いちゃうし」(広告/23歳)
たしかに女性としては「多少太ったって、それもかわいいって思ってほしいのに!」と思わないでもありません。だけど肝心なのは、そこじゃありません。
男性が彼女のスタイルが崩れてショックなのは、「見た目が劣化するから」というよりも、「彼氏に『かわいい』って思われたい気持ちが欠如してしまってるから」なんです。
男性は、彼女がダイエットしているのを「いっつもダイエットしてるね~」なんて笑いながらも、自分のために綺麗でいようとしてくれている姿を嬉しく感じているもの。
太ると、どうしても「あなたにどう思われようと結構です」のメッセージが伝わってしまいます。その意味で、頑張ってスタイルをキープすることが大切なんだと思います。


「彼女に対するちょっぴりのガッカリ」気持ち伝える編


「ありがとう」が減った

「最近、彼女から『ありがとう』って言葉を聞く機会が減った気がする。そういうのにもこまめに『ありがとう』って言ってくれるところが好きだったので、少し残念かも」(通信/27歳)
付き合いたての頃は、大好きな彼がこんなにも自分に対していろいろしてくれること自体に感動しっぱなしだったはずなのに、なぜか付き合ってしばらく経つと、そういうことに対して「普通」と感じるようになってしまうから人間って怖いですね。
人は良くも悪くも「環境に慣れる」生き物だということがよく分かります。交際期間が長くなっても、いつまでも初心を忘れずに彼が自分に対してしてくれること、かけてくれる優しさに対して敏感でいましょう。
そして、心の中で「ありがとう」「相変わらず優しいな~」って思うだけじゃなくて、きちんと言葉にしましょう。
こういうポジティブな言葉は、どれだけ伝えても相手の嬉しさは減りませんし、むしろ「伝えなくなった」ということによって彼をちょっぴりガッカリさせてしまうおそれがあるのですから、「ありがとう」をいつまでもたくさん伝える彼女でいるように心がけましょう。

愛情表現が減った
「そういえば、彼女に『好き』って言ってもらえたの、最後はいつだったかなぁみたいに思い出すと、ちょっとさみしくなりますよね……」(公務員/27歳)
付き合いたての頃って、彼も「俺のこと好き?」とか聞いてくれたりするから、「好きって気持ちをきちんと伝えてあげなくちゃ」っていう気持ちになります。この気持ちがあるおかがで、交際当初に彼氏に「好き」って伝える回数は、きっと誰でもそれなりに多いんじゃないでしょうか。
しかし、これもやっぱり「慣れ」のせいなのか、付き合って時間が経つと、どうしても彼氏に伝える「好き」の回数は減っていってしまいます。
「好き」に限りません。キスやハグといったスキンシップによる愛情表現とて同じです。「これだけ長いこと付き合ってるし、わざわざ言わなくても私の気持ちはわかってるでしょ」とたかをくくってしまうかもしれませんが、実際、そんなことはありません。
だって私たちだって、彼氏があるとき以降、「好きだよ」って伝えてくれなくなったとしたら、いくら毎回きちんとデートはしてくれて、LINEもたくさんできていても、やっぱり少し不安になるでしょう?
やっぱり愛情表現は、彼女としていつまでもし続けてあげることが大事だなと思います。

愛情表現をしても、とくに喜んでくれなくなった
「自分の愛情表現に対してあんまり感動してくれなくなるのもガッカリですよね……」(研究職/23歳)
「愛情表現をしても、とくに喜んでくれなくなった」というのが、なんだかんだ言って「彼氏の愛情表現が減っていってしまう」ことの一番大きな原因だと思います。
これも先ほどご紹介した「ありがとう」と同様、彼氏から「好き」って言ってもらえたり、キスしてもらえたりしても、それに対して「普通」と感じるようになってしまったらいけません。
そもそも男性が彼女に愛情表現をするのは「好きって伝えたい」だけじゃなく「喜ぶ彼女が見たい」という動機にもよるもの。
ここでガッカリされてしまうと、おそらく彼の愛情表現は確実に減っていきますので、最終的にはあなたにとってもよくないことが起きてしまいます。


「彼女に対するちょっぴりのガッカリ」その他編


デート中にスマホを触ってる姿を見ることが増えた

「デート中の緊張感がなくなったのか、最近は平気でスマホを見る彼女を見ることが増えた気がする。前はそういうこととか全然なくて、そういう部分が最近の女性とよい意味で違って、よいな~って思っていたんだけど......」(大学院生/23歳)
交際初期の頃って、誰でも一定程度はデートのときの自分の立ち居振る舞いに気を遣いますよね。
そしてその中でも一番メジャーなのが「デート中はスマホをなるべく触らないようにする」というものだと思います。
でも、だんだんデートに慣れてくると、彼氏とのデートと、友達との遊びが悪い意味で同化してきてしまって、「デート中はちゃんとしてなきゃ」って気持ちが薄れてくる。そして結果的に、スマホを無意識に触るようになってしまう。
「デート中にスマホを触る」には、他の何にも増して、「あんまりあなたと居ても面白くありません」という強いメッセージ性があります。
こういう些細なところで気を緩めずに、「交際当初の緊張感をキープ」することを意識してみてください。

男性との絡みがちょっとずつ増えてきてる(気がする)
「最近、彼女が普通に男がいる飲み会に行くようになった。最初はそういうの極力避けてくれてたけど、本当はこういうのがデフォなのかな?最初は猫被ってたのかな?って気がどうしてもしてしまう」(メーカー/25歳)
最初は「一途な子に思われたい!」という気持ちを強く持っているけれど、だんだん「まあ、もうさすがにいいでしょ。やっぱり彼氏以外の男子と遊んだりするのも気分転換に必要よね!」って心変わりというか、気が緩んでしまうというのもありがちです。
もちろん浮気さえしなければ、そういうことをいくらやっても「悪い」ってことにはなりませんが、たしかに「恋人が今までよりも異性との絡みが増えた」というのは単純に凹みますよね。
仮に異性との絡みが増えてきたとしても、彼氏からうまく隠したりして、当初の「一途」なイメージを壊さないようにすることも、恋愛における大事な処世術のひとつかもしれません。

悪い意味で「素」が出てきてる
「自分と居てリラックスしてくれるのはいいけれど、『素』が強すぎるのは幻滅するからやめてほしい」(音楽関係/26歳)
悪い意味での「素」というのは、たとえば、あぐらをかくとか、リビングで着替える、化粧をするとか、「自分一人で部屋にいるならやってしまうけど、大好きな人には本来見せたくないはずの"素"」のことですね。
付き合った頃の私を振り返って、その私に「こういう自分の姿を彼に見られるのって、どう?」と聞いてみるといいでしょう。そこで「絶対に無理!そんなの見られたら死んじゃう!」という答えが返ってくるようなら、きっと、付き合って何か月、何年経とうと、彼には見せない方がいい「素」なのです。
たしかに男性は「彼女の素が見たい」とよく言いますが、それはあくまで「よい意味での『素』」を想定して言っているだけですので、誤解しないようにしましょうね……。
冒頭でも書いたとおり、ひとつひとつは小さなガッカリでも、それがたくさん積み重なると、チリツモ効果で彼の「好き」の気持ちが少しずつ減っていきます。
この記事を読んで「あ!私やってる!」と思い当たるものがあれば、ひとつずつ消していくことをおすすめいたします。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)

チリツモに注意!男性が「彼女にちょっぴりガッカリ」すること