英語能力テスト・TOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会は26日、3月1日3月8日に予定していた公開テストの中止を発表した。新型コロナウイルス感染の拡大状況を踏まえ「受験者の皆様の安全を第一に協議」したとしており、3月15日以降の実施については事態の状況変化を見極めて検討するとしている。


3月8日の「TOEIC Listening & Reading公開テスト」は、全国47都道府県263会場で18万6000人が受験を予定していた。今回の申込者は、2020年5月24日から2021年4月の間で振替受験が可能。希望の試験回に申し込むことができる通知がメールか書面で届く。


3月1日に東京、愛知、大阪の3都市6会場で予定されていた「TOEIC Bridge Speaking & Writing公開テスト」の申込者も振替受験が可能。2020年6月21日から2021年3月28日間で、メールで届く通知から申し込むことができる。


また、就職や進学などの目的での両テストの公式認定証を必要とする人には、「申込証明書」を発行する。申込証明書の詳細や依頼方法については、今後発表するとしている。

TOEIC公開テスト