チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグ、リヨンvsユベントスが26日に行われ、1-0でリヨンが先勝した。

ライプツィヒベンフィカゼニトと実力拮抗のグループを2勝2分け2敗の2位で何とか決勝トーナメント進出を決めたリヨンは、ルディ・ガルシア監督が立て直しを図った中、M・デンベレやアワール、トゥザールといったビッグクラブ注目の選手たちがスタメンに名を連ねた。

一方、アトレティコ・マドリーレバークーゼン、ロコモティフ・モスクワが同居した中、5勝1分けの首位で通過したユベントスは、セリエAで11試合連続ゴール中のC・ロナウドがディバラ、クアドラードらと3トップを形成した。

策士ルディ・ガルシア監督が5バックを採用したリヨンに対し、ボールを保持したユベントスが押し込む展開で推移するもシュートに持ち込めずにいると、21分にリヨンに決定機。左CKからエカンビのヘディングシュートがバーを直撃した。

それでも31分、流血したデ・リフトピッチ外に出て治療を行っていた隙を突いてリヨンが先制する。アワールがドリブルでボックス左ゴールライン際へ侵入してクロスを送り、最後はトゥザールがボレーで合わせた。

さらに41分、ピャニッチのミスパスを突いたエカンビがボックス右から決定的なシュートを浴びせたリヨンは、続く44分にもエカンビがミドルシュートで牽制し、ユベントスを圧倒する形で前半を終えた。

迎えた後半も前半同様、ユベントスが押し込む展開で立ち上がるも、やはりシュートには持ち込めない。

それでも69分にようやく決定機。アレックス・サンドロの左クロスにディバラがボレーで合わせたシュートがわずかに枠の左に外れた。

結局、ラムジー、イグアイン、ベルナルデスキと攻撃のカードを切ったユベントスだったが、終盤にかけてもチャンスは作れずシャットアウト負け。

ユベントスに初勝利したリヨン3月17日に行われる2ndレグに向け、アドバンテージを得ている。

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