都内の医療機関から、今般の新型コロナウイルスに関連した感染症の症例が報告されましたので、以下のとおり、お知らせします。

(注)発症前14日以内における、中華人民共和国湖北省及び浙江省への滞在歴
○ 上記について、重篤な症状を呈する患者は確認されておりません。
○ 都が報道発表済みの患者数は、上記を含め、計35名です。

※ 患者・御家族の人権尊重・個人情報保護に御理解と御配慮をお願いします。

【都民の皆様へ】
○ 都民の皆様におかれましては、風邪や季節性インフルエンザと同様に咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
○ 次の症状がある方は「帰国者・接触者電話相談センター」にご相談ください。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。

【多くの方が集まるイベントや行事等の参加・開催について】
〇 多くの方が集まるイベントや行事等に参加される場合も、お一人お一人が咳エチケットや頻繁な手洗いなどの実施を心がけていただくとともに、イベントや行事等を主催する側においても、会場の入り口にアルコール消毒液を設置するなど、可能な範囲での対応を検討いただけますようお願いいたします。

(参考)コロナウイルスとは
人や動物の間で広く感染症を引き起こすウイルスです。人に感染症を引き起こすものはこれまで6種類が知られていますが、深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあるSARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)とMERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)以外は、感染しても通常の風邪などの重度でない症状にとどまります。詳細は、国立感染症研究所の情報ページをご参照ください。
「人に感染するコロナウイルス」(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavirus.html

(参考)
・「新型コロナウイルス感染症について」(厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
・「新型コロナウイルス感染症に関する情報」(東京都感染症情報センター)
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/2019-ncov/

配信元企業:東京都

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