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 やっぱりか-と思いながらも、こみ上げる寂しさを抑えずにはいられません。

 日本野球機構NPB)は2月26日、都内で臨時の12球団代表者会議を行い、3月15日まで予定されていた全72試合のオープン戦と、春季教育リーグをすべて無観客試合とすることを決定しました。

 「新型コロナウィルスの感染拡大を収束させたいという思いと、感染拡大を抑えることで公式戦を開幕できる環境を作りたいという思いがあるからです」

 このような声明を発表したNPB。政府が新型コロナウィルス感染症対策の基本方針を決定し、感染拡大の規模を抑えるために徹底的な対策を講じるとしたことを受け、数万人が一同に会して、密集して大声を上げるプロ野球がノーピープルになるのも、やむを得ないところでしょう。

 しかし、これが長引き、公式戦まで無観客ということになれば…。

 プロ野球ビジネスは、これまでにない打撃を被ることになります。

 ある球団関係者は言います。

 「最悪の事態のシミュレーションは各球団とも、水面下で進行していると思います。でも想像したくない、『3・20』までに何とか収束してほしいとただただ神に祈るのが、12球団の本音ではないでしょうか」

 2004年の「球界再編」を契機に、プロ野球ビジネスは大きく様変わりしました。それ以前、ほとんどのプロ野球球団は赤字が当たり前でした。球団は親会社の広告塔であり、本社の広告宣伝費で赤字をまかなうというビジネスモデルだったのです。

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 しかし現在では、各球団ともファンサービスに力を入れ、観客動員増を達成。球場グルメグッズの物販にも力を入れ、経営の健全化を成し遂げています。スタジアム経営を巻き込んだプロ野球というビジネスの規模も拡大し、比例するように関わる人々の数も増大しています。そんな中、「無観客試合」は「プロ野球で食べていく」人々のお金の流れが止まることを意味します。

 球場で働く警備員、飲食業者にグッズ業者、券売担当にチアリーダーマスコットの「中の人」など…バイトさんにパートさんも含め、それらの業務で賃金を得て、家計を成り立たせている人々が大勢います。

 前述の球団関係者は言います。

 「一応、12球団は大企業バックについていますし、球団職員が路頭に迷うことはまずないかもしれません。しかし、グッズや飲食などの『出入り業者』は中小企業が担っていることも多々あります。これらの経営が最悪の事態にならないことを願うしかありません」

 「もし新型肺炎騒動が長引いたとしても、開幕を延期すれば良いのでは」との声も聞かれます。しかし、2020年シーズン東京五輪期間中に中断をする変則日程が組まれており、日程の再検討はきわめて困難とみられます。

 実施される公式戦の数が減れば、選手への報酬もおのずと減額となることも予想されます。まずは新型肺炎を巡る推移を見守ることしかできませんが、このような危機にこそコミッショナーがしっかりとリーダーシップをとって、12球団が一丸となってファンのニーズに合った方策を取ることが求められそうです。

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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