トッテナムが興味を示しているRBライプツィヒの元スウェーデン代表MFエミル・フォルスベリ(28)だが、今夏の移籍は確実のようだ。スウェーデン『エクスプレッセン』が報じている。

19日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の1stレグでトッテナムと対戦したライプツィヒ。この試合ではFWティモ・ヴェルナーのPKでアウェイゲームながら0-1と勝利を収めていた。

試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督は「ライプツィヒのユスフ・ポウルセンやフォルスベリが欲しい。いい選手なのにベンチに座っているしね」とコメント。トッテナムのフォルスベリへの関心が高まっていると話題になっている。

そんな、ファルスベリにはマンチェスター・ユナイテッドエバートンなどプレミアリーグの複数クラブが注目しているが、モウリーニョ監督のコメントを受けてフォルスベリの代理人を務めるハサン・セチンカヤ氏がコメント。噂が出たことについては全く驚かないとしながらも、フォルスベリの移籍についてはほのめかす発言をしている。

「全く驚く事ではないよ。モウリーニョ監督は偉大なレジェンドであり、ビクトル・リンデロフ(マンチェスター・ユナイテッド)とも仕事をしてきた」

「ビクトルと共に、フォルスベリはスウェーデン代表のビッグスターであり、ライプツィヒでも競争を生み出した」

「私は驚かない。1つ言えることは、フォルスベリに何が起こるかが、あと少しで分かるということだ」

一方、フォルスベリ自身もライプツィヒでの出場機会減に不満を抱くコメントをドイツ『ビルト』でしており、今夏の移籍を希望していることを明かした。

「物事は上手くいっていないね。もう僕は自分自身の力を証明する必要はないと思う」

「契約は結んでいるけど、みんな僕が他のリーグプレーすることを夢見ていると知っている」

ロシアワールドカップではスウェーデン代表として10番を背負い、チームのベスト8入りに貢献したフォルスベリ。2015年夏にマルメから300万ポンド(約4億2700万円)でライプツィヒへと移籍した。

しかし、今シーズンはユリアン・ナーゲルスマン監督の下で出場機会を減らし、ここまでブンデスリーグ16試合に出場するも、うち6試合が途中出場と満足いく出場機会を得られていない。

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