本拠地での第1戦を1-1のドローで終え、敵地カンプ・ノウでの第2戦に突破を懸ける

 ナポリは現地時間25日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第1戦でバルセロナと対戦し、ホームで1-1と引き分けた。ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は早速、3月18日にカンプ・ノウで予定されている第2戦に向けて意気込みを語っている。英紙「デイリー・メール」が伝えた。

 強豪バルセロナを本拠地に迎えたナポリは前半30分、ベルギー代表FWドリース・メルテンスが鮮烈なミドルシュートを決めて先制。しかし、後半12分にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンにゴールを許し、同点に追いつかれた。

 ガットゥーゾ監督は試合後、パフォーマンスには満足しているとしつつも、「ディフェンスでミスをし、それが命取りとなったので、がっかりしている。もっと良くできたはずだ。苦しかったが、チームはテクニカルな視点で見れば、すべてを尽くした。もっとパスは上手くできたかもしれない。それだけを悔やむ」と総括した。

 そして、第2戦に向けて、「勝ち上がることがどれほど難しいのかを分かっている。我々は鎧でも兜でも買うだろう。必要なすべて(の道具)は備えて、次の試合に臨む。何もまだ終わっていないんだ」と気合いを込めた。

 今回の試合でバルセロナは、レッドカードを受けたチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルの第2戦欠場が決定。スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツも累積警告で欠場を余儀なくされている。エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは出場の予定でいるが、果たして、ナポリは白星を挙げて準々決勝へ進むことはできるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

ナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督【写真:Getty Images】