マンチェスター・シティは26日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16の1stレグでレアル・マドリーに敵地で2-1の先勝を手にしたが、同試合で再び守備の要を失うことになった。

シティは難攻不落のサンティアゴ・ベルナベウで行われたラウンド16初戦で後半序盤にMFイスコのゴールによって先制を許した。それでも、78分にFWガブリエウ・ジェズス、83分には途中出場のFWラヒーム・スターリングが得たPKをMFケビンデ・ブライネが決めて逆転に成功。

さらに、試合終了間際には相手の主将DFセルヒオ・ラモスが退場となるなど、大きなアドバンテージを手にして初戦を終えた。

その一方で、今後に向けた懸念材料は同試合で先発起用されながらも、前半半ばに筋肉系のトラブルで負傷交代を強いられたDFアイメリク・ラポルテの状態だ。

昨年9月にヒザの手術を行い、長期離脱を強いられていたラポルテは、先月21日のシェフィールド・ユナイテッド戦で戦列に復帰。その後、ジョゼップ・グアルディオラ監督らコーチ陣はリバウンドを回避するため、プレータイムを制限させるなど慎重な起用法を見せていた。

その中での今回の負傷にグアルディオラ監督も落胆の様子を見せている。イギリススカイ・スポーツ』がマドリー戦後の会見コメントを伝えている。

「彼は負傷した。4、5カ月に及ぶ負傷から完全復帰する段階において生じる問題だ。彼の身体は未だに修復中の段階だ」

「非常に残念だ。我々は彼と最後まで共に戦うことを夢見ているが、不運なことに今季の我々は一部のポジションで多くの負傷者に悩まされている」

「ただ、私はジョン(・ストーンズ)、エリック(・ガルシア)、ニック(・オタメンディ)、フェルナンジーニョに信頼を置いている。我々は全員で苦境を乗り切るつもりだ」

現時点でラポルテの離脱期間は不明だが、交代時のリアクションなどから判断すると、早期の復帰は困難かもしれない。

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