相次ぐ「マスク不足」

LINEは2月26日新型肺炎(新型コロナウイルス)に関する調査結果を発表した。調査は2月中旬にネット上で実施し、15~69歳の男女5024人から回答を得た。

直近2週間に生活する上で困ったことを聞くと、約半数が「マスクが手に入らない」(49%)と回答。次いで「花粉症」(37%)、「新型コロナウイルス」(36%)、「肌の乾燥」(31%)、「手指のアルコール消毒用品が手に入らない」(20%)と続いた。

知りたい情報1位は「流行が落ち着く時期」

同社が2週間前に実施した調査結果と比較すると、「マスクが手に入らない」は6ポイントの上昇。「手指のアルコール消毒用品が手に入らない」は8ポイント、「花粉症」は15ポイントも上昇した。

続いて、現在知りたい情報について聞くと、1位は「流行が落ち着きそうな時期」(49%)だった。次いで「症状が出た場合の対応」(46%)、「予防の仕方」(43%)、「どのように感染するのか」(39%)、「病院や医療機関の情報」(31%)と続く。中には「マスクの入手先」(28%)と答える人もいた。

職場の対応については、1位が「手指のアルコール消毒用品が常備」(26%)に。以降は「マスクの着用の義務/推奨」(23%)、「感染予防で注意すべきことの周知」(22%)、「マスクが配られている」(16%)、「イベントや集会の中止」(14%)だった。

一方、わずかながら「時差通勤の推奨」「在宅勤務の許可/推奨」(各5%)という回答も。2月25日に発表された政府の基本方針にテレワーク時差出勤の推進などが含まれているため、今後導入が進む企業も増えそうだ。